結婚式参列におけるイヤリングのマナー
結婚式に参列する際に、控えるべきイヤリングは以下の通りです。
■結婚式ではNGのイヤリング
- ・生花、レース、パール以外の白いイヤリング
- ・カジュアルなもの(革やプラスチックのビーズなど)
- ・黒真珠
結婚式の主役は新郎新婦です。生花、レースなどの新婦が身につけるものや、新婦より目立ってしまうような派手なイヤリングはNG。白いイヤリングはパールのみOKです。
また、カジュアルなイヤリングはチープな印象になってしまうので、フォーマルな結婚式には不向きです。黒真珠もお葬式を連想させてしまうことから、避けるほうが無難です。
■ゲストや会場によって配慮が必要なイヤリング
結婚式のスタイルは以前に比べてカジュアル化してきているため、マナーに関しても寛容になってきました。
ただ、年輩の方が多い式や、親族や上司などの立場で出席する場合は、従来のマナーに則った装いをするほうが無難です。
以下は場合によっては控えるようにしましょう。
- ・バロックパール、コットンパール
- ・揺れるイヤリング
不揃いの形がおしゃれなバロックパールや、質感が可愛らしいコットンパールは、真円のパールよりはややカジュアル寄りになるので、立場や会場によって選ぶとよいでしょう。
また、揺れるイヤリングはかつては「家庭が揺れる」など、縁起が悪いイメージがありましたが、最近ではあまり気にする人も少なくなってきました。
ただ、大ぶりのイヤリングが揺れると存在感があり派手な印象になってしまうので、小ぶりで華奢なデザインがおすすめです。
■時間帯別に適したイヤリング
結婚式の時間帯によって、イヤリングのマナーも異なります。
昼間の結婚式では、日光やカメラのフラッシュで反射してしまうような豪華なイヤリングよりも、上品な印象のイヤリングを選びましょう。
輝きの少ない天然石やパール、ビジューも控えめな上品なデザインもおすすめです。
反対に夜の結婚式では、照明の下で輝くラグジュアリーなイヤリングがおすすめ。存在感のあるゴールドや、コーディネートのアクセントになるような色味の強い宝石もOKです。
どうすればいいのか迷ってしまったら、どの時間帯でもOKなパールイヤリングなら安心です。
結婚式イヤリングの選び方
ここでは具体的にどのようにしてイヤリングを選ぶかのポイントをご紹介します。
■ドレスの色やデザインに合わせて選ぶ
コーディネートのメインとなるドレスとの相性が重要です。
シンプルなドレスには大きめイヤリングをアクセントに、華やかなドレスを引き立てるには、繊細で控えめなイヤリングを合わせるなど、バランスを意識すると◎。
ただ、全体が白っぽく見えがちな「淡色ドレス✕白いイヤリング」や喪服のようになってしまう「ブラックコーデ✕白のパール」には注意が必要です。
■他のアクセサリーと合わせて選ぶ
ネックレスやヘアアクセサリーなど、顔まわりのアクセサリーとリンクさせると統一感が出るのでおすすめ。
パール系で揃えたり、地金の色を合わせることで、センスよくまとまります。
■顔型やヘアスタイルに合わせて選ぶ
ふんわりとした巻き髪には控えめイヤリング、耳かけショートヘアには存在感のある大きめイヤリングが映えます。
フェイスラインをスッキリ見せたい時は縦に輝くチェーンイヤリング、面長の方はシンプルな小粒イヤリングがおすすめ。
当日のヘアスタイルや自分の顔型を、より魅力的に見せてくれるイヤリングを見つけてみてください。