五分袖は半袖とは違うの? 五分袖は、半袖と同じイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実は長さが少し異なります。季節の変わり目にもぴったりで、春秋を中心に使いやすい袖丈です。 ここでは五分袖の長さや、メリットなどをみていきましょう。
五分袖とは? 五分袖とは、腕の中間あたり、肘にかかる長さの袖のことを指します。 半袖よりは長めで露出が控えめになるため、落ち着いた印象でフォーマルシーンにもぴったりです。 二の腕をしっかりカバーできる点が、半袖との大きな違いといえます。 デザインによって、可愛らしさやスタイリッシュさを演出することも可能で、どの世代の女性にも似合いやすい万能な袖丈です。 ■五分袖のメリット 五分袖は、一枚で着てもきちんと感があり、羽織物なしでもフォーマルなシーンに対応できるのがメリットのひとつ。 特に結婚式のお呼ばれなどでは、露出を抑えることがマナーとされるため、五分袖は安心して着用できます。 そして二の腕を自然に隠せるので、体型が気になる人にも安心なうえ、冷房が効いた会場や気温の変わりやすい季節でも調整しやすいのもポイントです。 ドレスの袖にデザイン性を持たせやすく、シンプルなカラーでも華やかなデザインが多いのも魅力ですね。
五分袖ドレスの選び方のポイント 五分袖ドレスを選ぶ際は、袖の形や素材感、全体のバランスを意識することがポイント。 自分の体型やシーンに合ったデザインを選んで最適なドレスを見つけましょう。 ■ふんわり袖で体型カバー ふんわりとしたフレア袖やパフスリーブ、バルーンスリーブなどは、気になる二の腕をナチュラルにカバーしつつ、華やかな印象をプラスできます。 肩から腕にかけてボリュームがあるデザインも、全体のバランスをみながらフレアやマーメイドラインのスカートと合わせるとすっきり見えます。 ■季節にあった素材とカラー 春夏はシフォンやレースなどの軽やかな素材、秋冬はベロアやウール混素材などの暖かみのある生地を選ぶのがおすすめです。 カラーも季節感を取り入れるなら、春は明るいパステル系、夏は涼しげなボタニカルカラー、秋冬は深みのある色合いが◎。 ■着用シーンに応じたデザイン選びを意識する 結婚式や祝賀会などのフォーマルな場では、露出を控えた上品なデザインを選ぶのがマナーです。 また、二次会やカジュアルな集まりでは、デザイン性のある袖や柄ものなど、遊び心のあるスタイルでもOK。TPOを意識して選びましょう。
【結婚式のお呼ばれや二次会】ドレスシーン別 五分袖ドレスの着こなし方 五分袖ドレスはさまざまなフォーマルシーンで活躍する万能アイテムです。 ドレスシーンによって変わる、五分袖ドレスの着こなし方を解説していきましょう。 ■結婚式お呼ばれ 結婚式の場合、五分袖ドレスなら露出を抑えながらも華やかさを演出できます。 レースや刺繍など、細部にこだわったデザインを選ぶと、控えめながらもしっかりとドレスアップが可能です。 パールネックレスや、上質感あるクラッチバッグでさらに上品さを加えると◎。 ■二次会 二次会では、少しカジュアル寄りの五分袖ドレスが活躍します。 ボタニカルや花柄の総柄ドレスや、個性的なデザインもOK。 さらに素材やシルエットに柔らかさを持たせたり、カラーで遊び心を加えると、堅くなりすぎず程よい抜け感が出せます。 アクセサリーやパンプスなどで華やかさをプラスすると、よりおしゃれに。 ■顔合わせや祝賀会 顔合わせや祝賀会などの場では、落ち着きのある色味とシンプルなデザインの五分袖ドレスがおすすめです。 また、グレージュやダスティピンク、ネイビーなど抑え目ながら華やかさがあるカラーがぴったりです。 袖付きで露出が少ないため、目上の方にも配慮した装いに。アクセサリーは控えめながらも上質なものを選ぶとバランスが取れます。