結婚式のヘアアクセ厳選紹介&お呼ばれにふさわしい髪型のマナー

結婚式のお呼ばれでは、華やかな場面に合わせたファッションやヘアメイクが求められます。お呼ばれは素敵な機会ですが、どんな髪型で参列すればいいか迷ってしまいますよね。そこで今回は、リリアージュがおすすめするヘアアクセを中心に髪型のマナーについて解説しましょう。

  • 初めての結婚式お呼ばれ。どんなヘアアレンジにすればいいの?
  • 結婚式お呼ばれのヘアアクセマナーが知りたい
  • トレンドのお呼ばれヘアアクセとは?

この記事は、上記のような悩みをお持ちの人に役立つ内容になっています。
結婚式のヘアアレンジ&ヘアアクセについてわかりやすく解説しているため、これからお呼ばれの予定がある方はぜひ参考にしてください。

【結婚式のヘアアクセ】基本のマナー

ゲストとして結婚式に参列する場合、お祝いの場にふさわしい装いをしなければなりません。
もちろん髪型に関しても例外ではなく、守るべきマナーが存在します。
まずは最低限知っておきたい結婚式お呼ばれヘアアクセのルールについてチェックしていきましょう。

結婚式では避けるべきヘアアクセ

結婚式のお呼ばれでは、基本的に結婚式の主役である花嫁よりも目立つ髪型やヘアアクセは、避ける必要があります。
とはいえ、晴れの場であるため適度な華やかさは大切にしたいところです。まずは結婚式にお呼ばれしたとき避けるべきヘアアクセから解説します。

■花モチーフのヘアアクセ

結婚式では、花嫁がヘアアクセに花モチーフを使用します。ブーケや髪飾りに生花を使う花嫁も多いですよね。
ゲストで参列する場合、結婚式の主役は花嫁なので「花嫁以上に目立つヘアアクセ」は避けた方がよいでしょう。ヘアアクセは生花を避け、花モチーフを使う場合は「造花にする」「小ぶりであまり目立たず上品なもの」を選ぶのがマナーです。
とはいえ花モチーフのヘアアクセはお呼ばれの立場で使うのはおすすめできないため、「基本的に花モチーフのヘアアクセは避けておく」のが無難といえます。

■カジュアルすぎるヘアアクセ

結婚式によってスタイルはさまざま。普段着に近い気さくでカジュアルな結婚式や披露宴もありますが、「挙式」であるためカジュアルすぎるヘアアクセは避けておきましょう。
カジュアルすぎるヘアアクセとはわかりやすく言うと、普段使いのアクセサリーです。
たとえば

  • 布製のカチューシャやヘアバンド、ターバン
  • プラスチック製のヘアアクセ
  • 装飾なしのヘアゴム

などは、カジュアルな印象が強いもの。
同じ布製でも、ベロアやサテンなど高級感のある生地なら問題ありません。普段よりはドレッシーなヘアアクセを選ぶようにし、特別感を演出してくださいね。

■ファーやアニマル柄のヘアアクセ
ファーやアニマル柄のヘアアクセは殺生を連想するため、縁起が悪いとされています。ファー素材は会食の場である結婚式だと、毛が抜けたり落ちたりして料理に入る可能性も。アニマル柄のヘアアクセはカジュアルな印象があるため、フォーマルな結婚式の場面では適していません。

■黒真珠つきのヘアアクセ
黒真珠のついたヘアアクセは、厳密にマナー違反とはいえません。しかし、真っ黒のヘアアクセや黒真珠はどうしてもお葬式のイメージが強いため、避けたほうが無難なアイテムです。
これらのヘアアクセは「絶対NG!」というわけではなく、素材やアイテムによっては結婚式向きのヘアアクセとして活用できます。ただ、結婚式ではさまざまな人が出席するため、雰囲気に合う華やかな髪飾りが求められますよね。
ドレスと合わせた全体的なコーディネートも考えながら、バランスのよい華やかなヘアスタイルを目指しましょう。

ヘアアクセはTPOに合わせて選び分ける

結婚式では、TPOを踏まえた装いが求められます。時間帯や季節感を考えてヘアアクセを選ぶと失敗しないため、次はTPOに合わせた選び方をご紹介します。

■ 昼間の結婚式にふさわしいヘアアクセ
明るい時間帯の結婚式では、控えめな装飾品が望ましいとされています。
たとえば小粒のパールや透明に近いカラーストーンなどは、昼間の結婚式で写真撮影する場合も適しています。
一方でゴールドや色の濃いカラーストーンなどは、フラッシュを焚くと反射しやすいので避けるのがおすすめです。

■ 夜の結婚式にふさわしいヘアアクセ
逆に夕方から夜にかけて行われる結婚式では、煌びやかでゴージャスなヘアアクセが適しているといえるでしょう。
ビジュー付きのヘアアクセ、ゴールド系の大ぶりなデザインといったものが好ましいですね。

■ 季節によってふさわしいヘアアクセ
季節に合わせてヘアアクセを選ぶのも大切です。
真夏にベロアやスエードのような秋冬向きのヘアアクセを使うと、ちぐはぐな印象になってしまいます。着用するドレスとの相性も悪く、全体のバランスが崩れてしまうことも。
季節問わず使える素材として、定番のパールがあげられます。使いやすい結婚式お呼ばれヘアアクセを活用しながら、華やかなヘアスタイルに仕上げてみましょう。

必ずしもヘアアクセをつける必要はない

ドレス自体が華やかな場合、無理にヘアアクセをつけなくてもマナー違反ではありません。
むしろ余計な飾りが不要な場合もあります。
多少の装飾が欲しい場合は、ヘアピンを挿すくらいでOK。
もしくは髪を巻いたり、ワックスで整える程度でも大丈夫です。
ピアス・イヤリング、ネックレスなどのアクセサリー全体のバランスを見て調整しましょう。

結婚式のお呼ばれヘアアクセOK例

結婚式のお呼ばれヘアアクセの基本的なマナーを押さえたところで、どんなヘアアクセが好ましいのかOK例を見ていきましょう。
実際にレンタルできるヘアアクセもご紹介するので、気になるアイテムはぜひチェックしてみてくださいね。

バレッタ

ヘアアクセの王道と言えるのがバレッタ。
留める場所によってサイズを変えるとよりおしゃれになります。
まとめ髪につけるなら丸みのあるタイプ、アクセントとして使うなら留め具が直線状になっているタイプがおすすめです。
ハーフアップの結び目やまとめ髪のサイドにつけると、ヘアスタイルのおしゃれなアクセントになります。定番のパールやゴールド・シルバーのストーンが使われたものは、上品で華やかな印象に。

カチューシャ

カチューシャはショートでもロングでも使える万能なヘアアクセ。
普段のヘアメイクでもカチューシャを使う人は多いですが、結婚式のお呼ばれヘアに取り入れるならラインストーンやパールモチーフで華やかに仕上げましょう。
ただし、選ぶアイテムによってはカジュアルな印象が強くなってしまうため、華奢な印象の細めのもの、まとめ髪とカチューシャを合わせるといった工夫が必要です。ドレスの素材との相性にこだわると、ほどよく豪華でパーティ映えするヘアスタイルになります。

ヘアコーム

ヘアコームとは、飾りにコームがついたアイテム。まとめ髪のサイドや結び目に使うことが多く、つけるだけで髪型全体が華やかになります。
ヘアスタイルを選ばず使えるのも嬉しいポイントで、ショートヘアの場合だと耳の上辺りやサイドに挿すとおしゃれな装いに。寂しくなりがちな髪型のアクセントとして活躍してくれます。
ネックレスやブローチなど他アイテムと色味を合わせて統一感を出したり、小ぶりなヘアコームをいくつか組み合わせてヘアアップするのもおすすめです。

ヘアピアス、ヘアピン、ヘアクリップ

ヘアピアスやヘアピン、ヘアクリップは小ぶりのものが多く、まとめ髪にいくつか散りばめるようにつけると一気に華やかに見えるアイテムです。パーツの下にU字やワイヤーなどがついており、ヘアアレンジに不慣れな人でも「髪の結び目に垂直に挿し入れる」だけでOK。気軽に使えるヘアアイテムとして、結婚式のお呼ばれでは人気を集めています。
ハーフアップや編み下ろしヘアと合わせると、それだけでよそ行きの髪型に。凝ったヘアアレンジが苦手な人におすすめです。

バナナクリップ

ヘアピアスやヘアピン、ヘアクリップは小ぶりのものが多く、まとめ髪にいくつか散りばめるようにつけると一気に華やかに見えるアイテムです。パーツの下にU字やワイヤーなどがついており、ヘアアレンジに不慣れな人でも「髪の結び目に垂直に挿し入れる」だけでOK。気軽に使えるヘアアイテムとして、結婚式のお呼ばれでは人気を集めています。ハーフアップや編み下ろしヘアと合わせると、それだけでよそ行きの髪型に。凝ったヘアアレンジが苦手な人におすすめです。

リボン

リボンは素材や色、サイズが豊富で雰囲気に合わせて選びやすいアイテムです。布製ヘアアイテムはカジュアルになりがちとご紹介しましたが、サテンやベロア生地を選ぶと光沢があり高級感もアップしますよ。
また、リボンはナチュラルな印象があるのでドレスコーデと合わせやすいのもポイント。ハーフアップなど結び目にリボンをあしらったり、まとめ髪に絡ませるようにしてドレスアップすると、トレンド感のあるお呼ばれヘアスタイルが完成します。

マジェステ

マジェステとは、バレッタのようなパーツにかんざし状のスティックを通してつけるヘアアクセサリー。かんざしとバレッタの中間のようなアイテムで、つけ方は簡単だけどドレスアップできるため結婚式のお呼ばれに適しています。
ハーフアップやポニーテールの飾りに使うことが多く、まとめ髪にぴったりです。ある程度の長さが必要になるため、ボブからロングヘアの人はぜひ活用してみましょう。

和装で結婚式に参列する場合のヘアアクセ

着物の場合、特に振り袖で結婚式に参列する人はヘアアクセをつけましょう。
振り袖は華やかさが際立つため、髪飾りがないとバランスが悪くなってしまいます。

  • 組み紐のモチーフ
  • 水引のモチーフ
  • つまみ細工

など。先ほどご紹介したマジェステもかんざしのように使えますよ。
着物とヘアアクセのカラーやデザインを合わせると、統一感が出て上品に仕上がります。
和装のヘアアレンジでも一般的な結婚式お呼ばれとマナーは同じで、「大きすぎるもの」「派手すぎるデザイン」はもちろんNG。小ぶりでシンプルなデザインのヘアアクセと和装は相性がよいです。リリアージュがおすすめする和装と合わせたいヘアアクセもぜひチェックしてくださいね。

【ヘアスタイル別】お呼ばれにおすすめのヘアアクセ&ヘアアレンジ

髪の長さに合わせてヘアアレンジやヘアアクセを選ぶ必要がありますが、「ショートボブの場合似合うヘアアクセは?」「このヘアアレンジはマナー上OK?」と悩みはつきませんよね。ショートでもロングでも、工夫次第でおしゃれなアレンジが可能です。
次はヘアスタイル別におすすめのヘアアクセとヘアアレンジをご紹介します。

ショート

髪が短いと手の込んだアレンジは難しいですが、ワックスで整えるだけでも見栄えがよくなります。
多少の長さがあれば、ハーフアップにしてヘアアクセを着けるのがおすすめ。毛先をコテでカールさせるなど、動きを出すとより華やかになります。
まとめるのが難しければ、バレッタやヘアピンを使ってよそ行きの髪型にしましょう。

ボブ

ボブはある程度長さとヘアボリュームがあるため、ショートヘアと比較するとヘアアレンジの幅が広がります。
長めのボブであれば、編み込みや編み下ろしも可能。結び目や髪のサイドにヘアクリップやバレッタ、ヘアコームでアクセントを入れておしゃれにまとめてみましょう。

セミロング・ミディアム

肩につく程度の長さなら、いろいろなアレンジが考えられます。ポニーテールやハーフアップ、シニヨン、編み込みなどドレスの雰囲気に合わせてヘアアレンジを楽しんでみるとよいでしょう。使えるヘアアクセはバレッタやマジェステ、ヘアコームなど。会食の場合は顔まわりの髪の毛はきちんとまとめ、清潔感を出すとグッドマナーに仕上がります。

ロング

ロングヘアの場合は、アップにするとスッキリした印象になります。
たとえばお団子やシニョンにしてバレッタやマジェステを合わせると、華やいだ雰囲気に。
ダウンスタイルにするなら、髪が邪魔にならないようハーフアップや編み下ろしでまとめましょう。

【参考記事】
【結婚式のヘアセット28選】長さ・年齢・セルフ動画別でご紹介!

結婚式お呼ばれヘアアクセよくある質問を解説

最後に結婚式のお呼ばれ、ヘアアクセやヘアスタイルでよく聞かれる質問をまとめました。結婚式によって雰囲気は違い、カジュアルで気さくな場面もあります。ただし、「花嫁よりは目立たない」という基本ラインを守りながら、おしゃれを楽しみつつヘアスタイルを決めましょう。
よくある質問と回答を一つずつご紹介します。

身内の結婚式お呼ばれヘアアクセマナーとは?

身内の結婚式、親族の式にお呼ばれした場合も、基本的なヘアアクセマナーは同じです。ただし、親族は「結婚式の主催側」でもあり、ゲストを出迎える役割もありますよね。
そのため、一般のゲストよりもやや控えめでフォーマル感のあるヘアスタイルが理想です。
年齢が上がれば着物など和装で参列することも増えるため、ファッションに合わせた上品めのヘアアクセをおすすめします。ヘアアクセを使うときは「小ぶりのもの」「大人しめのデザイン」を選ぶと、品のあるお呼ばれヘアになりますよ。

アップとハーフアップ、どちらがいいの?

アップ、いわゆるまとめ髪は結婚式のお呼ばれでよく見かけるヘアスタイルです。少しラフな印象をプラスする場合にハーフアップもありますが、これは「どちらが正しい」というマナーはありません。その場にふさわしいヘアスタイルならどちらでもOK
ただ、ハーフアップは顔まわりの髪の毛が落ちてくると邪魔になりがちです。食事をするときに髪の毛が入らないよう、サイドの髪をおろす場合はきちんとまとめてワックスやバームなどでツヤ感を出すとよいでしょう。

ヘアセットはサロンでやってもらえる?

ある程度の長さがあるヘアアレンジや、反対に短くてアレンジが難しい場合はセルフヘアアップが難しいです。ヘアサロンでは結婚式お呼ばれに向けたアレンジのみのメニューが用意されているため、サロンにお願いするのもひとつの手段。
結婚式会場でゲストのためにヘアアレンジが予約できることもありますが、普段使うサロンにお願いすると自分の髪型のクセや好みを知っている分スムーズです。サロンへの予約は「結婚式の待ち合わせより2時間前」にヘアセットを完了させておくと安心ですが、当日慌てないよう、時間には余裕を持っておきましょう。

結婚式のお呼ばれには華やかなヘアアクセで参列しよう

ゲストとして結婚式に参列する場合、何もしないヘアスタイルよりも華やかなヘアアクセを使ったアレンジのほうが自然に見えます。「花嫁よりも目立たない」という基本のマナーを守ったうえで、晴れの場にふさわしいヘアアクセを選びたいですね。
結婚式お呼ばれに使うフォーマルなヘアアクセは、購入しても使う機会は少ないです。リリアージュではお呼ばれのドレスに加えて、ヘアアクセやバッグなどトータルコーディネートをレンタルできます。
気になる方はぜひチェックしてくださいね。
結婚式に招待される機会があれば、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
ヘアアクセをレンタルするなら、リリアージュにお任せください。