ジャガード素材のレンタルドレス

ジャガード素材は結婚式にNG？

ジャガード素材のドレスは結婚式のお呼ばれにNGなのでしょうか？ ドレス選びにおいての、ジャカード素材の特徴や着用マナーなどをおさえておきましょう。

■ジャガード素材ドレスの特徴や魅力

ジャガード素材は、織り込み方で模様を描く生地です。芸術品のような繊細さと重厚感を兼ね備えた魅力があります。 プリントではなく、織りで模様が施されているため、模様に立体感と奥行きがあり、光の当たり方によって繊細な表情が浮き立ちます。
高級感がありながらも派手すぎないため、落ち着いた雰囲気の会場での結婚式やパーティーで身にまとうのに最適な素材です。
また、しっかり織られた適度な厚みとハリがあるため、シルエットを美しく保ち、身体のラインを拾いすぎないというメリットもあります。しっかりとした素材感で、1枚で着ても存在感があり、特別な日の装いにぴったりです。

■ジャガードの柄は結婚式ではマナー違反？

ジャガード素材そのものが結婚式でNGということはありません。 柄の選び方で気をつけるポイントとしては、あまりに大きすぎる柄や、強いコントラストのある色合い、派手なモチーフ（スカル柄など）は場にそぐわない印象を与えるので避けましょう。 控えめで上品なデザインで、柄と生地が同系色で織られているような、さりげない模様を選ぶのが◎。

ジャガード素材ドレスの選び方のポイント

■柄は生地と同系色のものを

ジャガード素材は、柄が生地と同系色のものを選ぶのがポイントです。 遠目には無地に見えるほど控えめながら、近くで見ると繊細な柄が浮かび上がり上品で、フォーマルな場にとても合います。 光の加減で立体感が演出されるため、式場の照明の下や、ガーデンウエディングにも◎。

■動きのあるシルエット

ジャガード素材はしっかりとした厚みとハリがあるため、ドレスの形を美しく保つことができます。 そのため、シルエットに動きのあるデザインを選ぶのがポイント。
ウエストで切り替えがあるAラインやフレアシルエットは、体型を問わず美しく見せてくれるためおすすめです。 ほかにも、スカート部分などタックやギャザー入りのデザインは、歩くたびにふんわりしたシルエットに。

■薄すぎず高級感ある素材

ジャガード素材はもともと高級感のある生地ですが、あまりに薄いものや安っぽい印象のあるものは避けましょう。 織りの密度があり、適度な厚みと光沢感がある生地を選びましょう。
とくにフォーマルな場では、重厚感・高級感がありながらも着心地も快適なものを選ぶと、長時間の式やパーティーでも安心です。 自分に合った色・柄・質感のジャカード素材を選び、特別な日にふさわしい装いを目指しましょう。

ジャガード素材ドレスの着こなし術

ここでは、ジャガード素材ドレスの着こなし術をご紹介します。上品で重厚感のあるジャガード素材をおしゃれで自分に最適な着こなしで楽しんでくださいね。

■低身長さん

背が低めの方は、全体のバランスに注意して選ぶとスタイルUP効果◎。
ハリのあるジャガード素材は重く見えやすいため、丈はミモレ丈や膝下丈など軽めのデザインがおすすめ。 ウエスト位置が高い切り替えデザインにすると脚長見えも。

■高身長さん

背が高い方は、ジャガード素材の重厚感をしっかりと活かすロング丈やマキシ丈のドレスがよく映えます。
縦長ラインを強調するデザインや、裾にかけて広がるフレアシルエットで、大胆な柄や大きめのパターンでも着こなし◎。

■痩せ型さん

細身の方には、ジャカードのハリがメリハリを与えてくれるため、立体感のあるデザインが似合います。
ボリュームのあるスカートや、バルーンスリーブなど、ふんわりとしたパーツを取り入れると華やかさがアップ。

■ぽっちゃりさん

体型が気になる方には、ウエストマークのあるAラインやフィット＆フレアシルエットがおすすめ。
ジャカード素材はボリュームが出やすいので、落ち着いた色味や柄の密度が低めのものを選ぶとスッキリ見えます。体のラインを拾いすぎず、ふんわりと包み込んでくれるデザインがベスト。

小物やアクセサリーはシンプルに

ジャカード素材のドレスは、それ自体に十分な存在感があるため、小物やアクセサリーは控えめなものを選ぶと全体のバランスが整います。 ネックレスやピアスは、パールや小ぶりなゴールドなど、上品で主張しすぎないアイテムがおすすめ。
バッグやシューズも、無地でシンプルなデザインのものを選び、ドレスの美しさを引き立てるようにしましょう。
特に昼の式では、光沢の強すぎる素材や大ぶりのアクセサリーは避け、清楚で落ち着いた印象を意識して。 夜のパーティーでは少し華やかなアイテムをプラスするのも良いでしょう。