堅苦しいパーティーと違って、多くの人と気軽に交流が楽しめる立食パーティー。
会社の祝いごとや、企業、お店などのレセプションパーティー、同窓会や結婚式披露宴に至るまで、最近ではさまざまなシーンで立食スタイルが取り入れられています。
でも、初めて立食パーティーに招待されて、少し戸惑っている方も多いのではないでしょうか?
「到着時間や手土産はどうしたら良いの?」
「立食スタイルでの食事マナーがわからない」
「立食パーティーにふさわしい服装って?」
などなど……。
せっかくのパーティーで、素敵な出会いやビジネスチャンスを逃さないためにも、基本的なマナーや知識を身につけて参加したいところ。
そこで今回は、立食パーティーの基本的なマナーから、おすすめの髪型やバッグ、服装まで詳しくご紹介します。
立食パーティーとは、ビュッフェ(立食)形式で料理が提供されるパーティースタイルのことです。
会場やパーティーの内容によって多少の違いはありますが、多くの場合、前方にステージ、入り口付近にバーカウンター、会場内には料理が置かれたテーブルと何も置かれていないテーブルがいくつか設置されています。
前方のステージ上での挨拶や催し物を見ながら、自分の料理を自分で取りに行くというのが基本のスタイルです。
立食パーティーの主な目的は食事を楽しむことではなく、あくまで“交流を楽しむこと”だということを頭に入れておきましょう。
お祝いごとやレセプションパーティーなどの場合は、主催者の方にちょっとした手土産を持参すると好印象。
ワインやシャンパンなどのアルコール類、皆で分けられて日持ちする焼き菓子などが一般的。相場は5千円~3万円程で、個人での招待なのかビジネスとしての公式な招待なのかによっても変わってきます。
主催者との関係性やパーティーの規模、会場の雰囲気を考慮して、ふさわしい品を選びましょう。手土産に関する注意点や断りがないか、招待状を確認するのも忘れずに。
立食パーティーでは絶対に時間厳守というわけではないですが、開催の時間よりも10分~15分前に到着しておくのがベスト。
少し余裕を持って会場に着いておくことで、忙しい主催の方への挨拶もスムーズ。この時に持参した手土産を渡したり、初対面の場合は名刺交換を忘れずに。
ただし、他のゲストの方も多くいるので挨拶やお礼は手みじかに済ませましょう。
会場に着いたらまず、上着や大きな荷物はクロークに預けます。
男性の場合はジャケットなどの内ポケットに、女性の場合は小さめのショルダーバッグなどに、以下の物だけを持参し会場に入ります。
会場内には基本的に荷物を置くスペースはありません。料理を乗せたお皿やグラスを持ちながら移動することを想定して、必要最低限の荷物だけを持参しましょう。
立食パーティーにおすすめのバッグについても後の項目でご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
料理は右から左へ、前菜、スープ、メイン、デザート、と順番に並んでいるので、それに沿って進みます。左から右へ進んだり、途中で割り込むのはマナー違反。
基本的にグラスとお皿は片手で持ち、食べ切れる量だけの料理をお皿に取り分けます。この時、水滴などが落ちるのを防ぐために、冷たいものが入ったグラスの底は紙ナプキンで覆うようにして持ちます。
料理を盛る際は、お皿の4分の1程は持つためのスペースとして空けておきましょう。前菜は3種類、メインは2種類くらいに絞ると、見た目も綺麗です。
また、冷たい料理と温かい料理を一緒に取らないなど、出来るだけ美味しい状態で食べることが、作ってくれた方への配慮にもなります。
再び料理を取りに行く際は新しいお皿を使い、使い終わったお皿は食事用のテーブルに置いておくかスタッフに渡します。
立食パーティーの主な目的である“交流を楽しむ”ということを忘れずに、スマートに食事を楽しみましょう。
立食形式なので決まった席は設けられていませんが、壁際などに椅子が用意されている場合が多くあり、疲れた時や体調のすぐれない時には座って休むこともできます。
ただあまりに長い間座っていると、周囲に気を使わせてしまう可能性があります。どうしてもという時には会場の外で休憩するか、主催者の方に軽く挨拶をして途中で帰るのもひとつの手です。
事情がある場合に途中で帰るのはマナー違反にはあたりませんが、他のゲストへの影響も配慮して、あまり目立たないよう帰るとスマートです。
立食パーティーに着て行く服装を選ぶ際に、まずはドレスコードが定められているかどうかをチェックしましょう。ドレスコードとは、その場にふさわしい“服装の基準”となるものです。
会場となるホテルやレストランの雰囲気を損なわないように、指定されたドレスコードに沿った服装を選びましょう。特に指定がない場合、会場の雰囲気がわからない時には、主催者側や会場に直接問い合わせてみると安心です。
また服装は見た目だけを重視せず、多くの人と交流したり料理を取り分けたりすることを想定して、動きやすい服装を心がけましょう。袖や裾が長すぎたり、他のゲストの邪魔になるような大袈裟な装飾品はNG。
さらに、長時間立ちっぱなしになることを考慮して、履き慣れない靴やヒールの高すぎる靴は避け、歩きやすいものを選びましょう。
立食パーティーでは、清潔感を意識したヘアスタイルにすることがポイント。特にロングヘアーの女性の場合は、料理を取り分ける際や食事の際に邪魔にならないように考慮しましょう。
清潔感もあり程よく華やかに決まる、ルーズなアップヘアやハーフアップスタイルがおすすめです。
立食パーティーでは、肩にかけられる小ぶりでスマートなバッグがベスト。
ただし大きなビジューなどの装飾や、ひっかかりやすいデザインのバッグは避けましょう。常にバッグを持った状態で移動する立食パーティーでは、自分や他のゲストのドレスに引っかかってしまったり、トラブルの原因になってしまう可能性があります。
■シルバーのタッセル付きクロスサテンバッグ
小ぶりでスタイリッシュなシルバーバッグは、立食パーティーに最適。取り外し可能な付属のチェーンは、繊細なレースにもひっかかりにくいタイプなので安心です。
チャコールグレーのシャイニーレザーバッグ
平面的でシンプルなデザイン。チャコールグレーはドレスのデザインを邪魔せずどんなスタイルにも合わせやすい。取り外し可能なチェーン付きです。
■ライトカーキの刺繍入りオーガンジードレス
程よい透け感のある総刺繍トップスがフェミニンなライトカーキドレス。ぱっと目を引く鮮やかなカラーは写真映えもばっちり。動くとより華やかにみえるフィッシュテールスカートは、立食パーティーの場でも注目度アップ間違いなし。 バッグや靴をネイビーでまとめると、春夏にふさわしく涼しげでスタイリッシュなコーディネートに。
■ブルーグレーの総刺繍フレアドレス
メタリックな刺繍が華やかかつ高級感溢れるブルーグレードレス。格式の高い会場でも自信を持って着こなせる一着。ふんわり感がキープされるはりのあるスカートや、太めのウエストリボンが立ち姿を美しく見せてくれます。 小物類にネイビーや黒を合わせると、全体が引き締まりより大人っぽい雰囲気に。
■マスカットグリーンのビスチェ風トップスドレス
マスカットグリーンのカラーがかわいくて、総レースも繊細で「やわらかいナチュラルなかわいさ」を求める人にぴったりのドレス。
■ブラウンのエンブロイダリースリーブドレス
首元のトライアングルデザインと刺繍が目を引くボリュームスリーブがポイントのブラウンのドレス。すとんと落ち感のある長めの着丈ドレスなので、露出が少なく長時間でもストレスを感じない着心地。
■ブルーグレーのスタンドカラー総レースドレス
着丈の異なるイレギュラーヘムが目を引くブルーグレーのドレス。ドレスと同じシルバーやネイビーなどの同色系を合わせたコーディネートがおすすめ。
■ピンクのアシンメトリープリーツタイトドレス
流行のアシンメトリープリーツがポイントのピンクのドレス。優しい色味とシンプルなデザインで、すっきり上品に着こなせます。縦長のシルエットで立ち姿も綺麗。程よく華やかで、カジュアルなパーティーシーンにも溶け込む一着です。 ドレスが淡い色味なので、バッグや靴は黒やネイビーで引き締めて。
基本的マナーやおすすめの服装をしっかりおさえて、立食パーティーを思い切り楽しみましょう♪
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