日頃から動きやすさを重視した服装をしていると、フォーマルな服装をする時に困ってしまうことが多いかもしれません。
フォーマルな服装の中でもセミフォーマルな装いをする機会は意外と多いです。
例えば、結婚式・二次会、同窓会、パーティーでのドレスコードはセミフォーマル指定が主流です。
ホテルのレストランで食事をする際に、セミフォーマルをサラッと着こなせると素敵ですよね。
この記事では、セミフォーマルな服装の選び方のポイント5つを解説していきます。
セミフォーマル指定の行事がある方は、ぜひ最後まで参考にしてみてください。
結婚式の招待状や同窓会の案内で「セミフォーマル」のドレスコードを指定される時があります。
なんとなくフォーマルな装いというのはわかっていても、「正装とは何が違うんだろう?」と分からない方も多いのでは?
結論から言うとセミフォーマル(準礼装)とは、格式ばった服装ではないけれども改まった服装です。
下記でより具体的に、セミフォーマルはどんなドレスコードなのか見ていきましょう。
フォーマルシーンでの格式は大きく分けて3つの段階に分かれます。
フォーマルなシーンでは、その行事が行われる会場や雰囲気に合った服装が求められます。
今回ご紹介しているセミフォーマルは、結婚式のお呼ばれ、卒業式、同窓会など、最も馴染みがあるドレスコードです。
①正礼装(モストフォーマル)
②準礼装(セミフォーマル)
③略礼装(インフォーマル)
上記のレベルを見るとお分かりいただけるかと思いますがセミフォーマルは、ちょうど真ん中の位置づけとなっています。
セミフォーマル(準礼装)とは、格式ばった服装ではないけれども改まった服装です。
つまり、女性皇族の方が着るような格式高い正礼装ではないけれども、上品さと華やかさを兼ね備えたワンピース・ドレスと言えます。
ちなみに略礼装のインフォーマルの場合は、平服とも言われ、日常よりもちょっとおしゃれをした服装です。
最近は、モストフォーマル(正礼装)よりもセミフォーマル(準礼装)のシーンが多くあり、ドレスコードの主流となっています。
通常、モストフォーマル(正礼装)のシーンは結婚式の主催者側以外はほとんどありません。
セミフォーマル(準礼装)は1年のイベントで何度も機会がありますので、スマートに着こなせるようにしたいですね。
▽ここがポイント
改まった席での式典やパーティーではセミフォーマルを指定されることが多いです。
セミフォーマルの特徴は、上質で女性らしく、ドレッシーな服装であること。
結婚式や式典などのお祝いの場では、上品で清楚さに華やかさもプラスしたコーディネートが適しています。
胸元や背中など露出が多過ぎるデザインや派手な色や柄はセミフォーマルに相応しくありません。
ノースリーブのドレスの場合は、ショールやジャケットなどの羽織物を着ると上品にまとまります。
特に昼間に行われる行事の場合は、肩や足を出さないほうが改まった印象になります。
スカートの丈の長さも膝丈または膝より下の方がセミフォーマルな印象です。
正装の場合は無地が基本ですが、セミフォーマルの場合は花柄や流行を取り入れたデザインでも問題ありません。
お祝いの席ですから華やかさも演出しつつ、女性らしく品よくまとめるようにしましょう。
▽ここがポイント
セミフォーマルのドレスの素材は、基本的にはフォーマルストレスの素材と同じです。
夏はつるんとなめらかな質感のシルク、高級ポリエステル素材 、冬は上質ウール、ファンシーツイードが適しています。
コットン素材のドレスはカジュアルすぎるので、セミフォーマルには適していません。
高級ブランドであってもセミフォーマルなシーンでは着用しないようにしましょう。
セミフォーマル(準礼装)は、素材やデザインがドレッシーなスーツであれば大丈夫です。
ただし、リクルートスーツやビジネススーツといった堅いイメージのスーツは、セミフォーマルの場にはふさわしくありません。
リクルートスーツやビジネススーツはあくまでも仕事の日に着用するものです。
ドレスアップするフォーマルなシーンには、普段仕事で着用するスーツはマナー違反となるので避けましょう。
セミフォーマルでパンツドレスを選ぶ際は、サテンや高級ポリエステルなどを使った落ち感のあるデザインが適しています。
最近は、レンタルサイトでもセミフォーマル向けのセットアップが多く揃っています。
セットアップとは、ジャケットとパンツまたはジャケットとワンピースなどセットになっているものです。
はじめから上下セットになっているのでコーディネートがしやすくおすすめです。
ドレッシーなパンツスーツには、テーラードジャケットを合わせると上品にまとまります。
テーラードジャケットは、襟がついていてもノーカラーでもどちらでも問題ありません。
セミフォーマル(準礼装)は、これといった明確な定義がないので選ぶのに迷ってしまいがち。
ここからは、セミフォーマルにふさわしいドレスの選び方5つのポイントを解説していきます。
セミフォーマルドレスは、昼間の行事か夜の行事かによって選び方が変わります。
昼間に行われる結婚式・二次会では、セミアフタヌーンドレスが適しています。
スカートの丈の長さは膝または膝下、肩や背中、胸元の露出は避けて、ボレロやショールも上手に活用しましょう。
足元は必ずベージュのストッキングを履き、ヒール3 cmぐらいのパンプスが理想的です。
海外挙式の場合は日本ほどドレスコードは厳しくありませんので、現地の正装を用意しましょう。
オンラインのドレスレンタルショップでは、多くの種類のイブニングドレスを選ぶことができるのでおすすめ。
夜のセミフォーマルの場合は、カクテルドレスが適しています。
素材はラメやスパンコールがついたキラキラした華やかなものを選んでも問題ありません。
昼間の場合はあまりキラキラした素材のドレスやアクセサリーは適していませんが、夜の場合は積極的に取り入れましょう。
アーティストのディナーショーは、高級ホテルで行われることが多いです。
少人数制で豪華なコース料理が用意され、1万円から高いものでは10万円近くすることもあります。
ディナーショーは主にクリスマスなど、イベントの時期に行われることが多いです。
セミフォーマルなドレスは、季節に合わせてカラーを意識して選ぶとよいでしょう。
例えば、クリスマスの場合は赤やゴールド、グリーンが入ったものを選ぶと会場に華を添えます。
アーティストのイメージカラーを選ぶのもおしゃれですね。
夏に結婚式や二次会がある場合は、会場にするまでに汗だくになってしまうことも…。
ホテルや結婚式会場は空調完備がしっかりしていますが、会場に到着するまではかなり汗をかいてしまいます。
体に密着するぴたっとしたデザインのドレスは避けて、ふんわりとゆったり着られるシルエットが風通しがよくおすすめ。
ウエスト周りがきついと食事中に苦しくなってしまうので、お腹周りは余裕があるサイズを選びましょう。
ホテルは結婚式会場では暖房完備がしっかりしているので、たくさん重ね着しなくても大丈夫です。
ドレスの下にインナーを着込みすぎるともったりした印象になってしまうので要注意。
ドレスの上にコートを羽織ってもクロークで預けることができますので、会場まではしっかり防寒対策しましょう。
セミフォーマルの冬のドレスはベロア素材や厚手の生地、ハイネックデザインを選ぶと熱が逃げにくく、着心地が良いです。
ここでは、結婚式や二次会におすすめのパーティードレスをご紹介します。
■ベージュ×ブラックのバイカラーエンブロイダリードレス
立体感のあるブラックのエンブロイダリーレースが高級感漂うベージュのドレス。裾や襟、切り替え部分などは配色の縁取りがありメリハリのある印象に。
■イエローのギャザースリーブレースドレス
明るく華やかなくすみイエローのドレス。シアーなチュール素材のギャザースリーブが華奢見えかつ華やかな印象にしてくれる。
■ネイビーのフィッシュテールスカート
派手な装飾のない、シンプルなネイビーのドレス。前後丈の長さの異なるフィッシュテールスカートがポイントで、ひざ下の足のラインを綺麗に見せてくれる。
■ダークカーキのケミカルレース切替オールインワン
チュール生地に刺繍が施され、ふんわりと広がる袖がフェミニンなダークカーキのパンツドレス。ウエスト部分には幅広のタックが入っているので、脚長効果が抜群のパンツスタイルとなる。
■サックスブルーのベルト付きオールインワン
爽やかなライトブルーのオールインワン。デコルテ~フレンチスリーブ部分までが透け感のあるレースで、トレンド感のあるデザイン。取り外しができるベルトが付き、パンツには前後にタックが入っているので、綺麗なシルエットで着られる。
■ブラック×ベージュのチュールスカートドレス
繊細なはしごレース、チュールスカートが大人っぽく、上品なブラック×ベージュのドレス。ハイネックのデザインは、ネックレスをつけなくても十分華やかで、小顔効果もある。
セミフォーマル指定は、日常生活のドレスアップシーンに最も多いスタイルです。
清楚で上品、そして華やかで上質な素材のドレスを選べばどんなセミフォーマルシーンに対応できます。
最近は、セミフォーマルが豊富なドレスレンタルショップも増えているので活用しましょう。
ーパーティードレスは買うから借りる時代に!!ー
結婚式のパーティードレスはみんなどうしてる?
年に数回しか着ないドレスは買うよりレンタルが絶対にお得です。店舗に行かなくてもスマホから自分にピッタリのドレスを見つけちゃおう!
下記では初めてネットドレスレンタルを利用してみたい方におすすめのレンタルドレスショップを2つご紹介します。