結婚式の招待状をもらったら、当日が楽しみでワクワクしますね。
結婚式の招待状は、基本マナーを守って返信ハガキを出すことが大切です。
初めて結婚式の招待状を返信する時は、書き方が分からず困ることが多いでしょう。
そこで今回は、結婚式の招待状の返信マナーと書き方を解説していきましょう。
シチュエーション別の例文も合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
▽ここがポイント
結婚式の返信ハガキの基本的なマナーとして覚えておきたいのは、返信は一週間以内にすることです。
欠席する場合は、欠席する理由によって理由を記載する場合と不要な場合があります。
では、返信の基本マナーを早速見ていきましょう。
結婚式の招待状を受け取ったら、返信ハガキは遅くても1週間以内に投函するようにしましょう。
新郎新婦は、招待状の返信ハガキが集まったら、参列者の人数を把握して、会場の席次を決めていきます。
招待客の人数がわかれば、引き出物やギフトの数、席次などの準備を始めることができるのです。
しかし、返信ハガキの投函が遅れると、新郎新婦の結婚式準備を遅らせてしまうので注意しましょう。
招待状の返信ハガキは、早いほど望ましいので、受け取ってから2〜3日以内に出しても大丈夫です。
どんなに忙しくても、遅くとも1週間以内を目安に返信するように心がけてください。
注意点としては、毎日顔を合わせる会社の同僚や部下の場合は、会話の中で出席することを伝える場合もあります。
しかし、口約束やメール・LINE・SNSで出席することを伝えていても、返信ハガキを投函するのがマナーです。
招待状自体が正式な約束となりますので、返信ハガキは必ず投函するようにしてください。
招待状には返信期限が記載されていますが、なるべく早く返信することが大切です。
やむを得ずに結婚式に欠席する場合は、すぐに返信すると逆に失礼にあたります。
欠席する場合の返信ハガキは、招待状到着後、1週間程度空けてから投函するようにしてください。
決して遅ければよいという訳ではなく、返信期限ギリギリに返信するのは避けるようにしてください。
欠席する理由は、出産などのお祝い事や仕事で出張がある場合は明確に記載しても問題ありません。
ただし、弔事、喪中などの不祝儀、病気などの理由は明確な理由を記載しなくても大丈夫です。
結婚式の招待状をもらったけど、当日に出席できる今の段階では分からない時もあるかと思います。
そんな時は、招待状をくれた新郎新婦に電話で状況を説明しておくと良いです。
仕事の都合や用事でギリギリまで予定がわからない場合は、事前に伝えておきましょう。
いつ頃に予定が分かるのか、電話やSNS などで連絡しておき、いつ頃までに出欠の回答をできるか伝えておきます。
注意点としては、結婚式当日近くまで返信をしないと、新郎新婦は参列するのか欠席なのか判断できずに困ってしまいます。
「予定が決まったら返信しよう」「返信期限が過ぎたら欠席扱いになるだろう」と勝手に判断するのは避けましょう。
結婚式に出席すると伝えたけれど、急な用事で行けなくなってしまった場合はどうすれば良いでしょうか?
この場合は、一刻も早く電話するか、または直接会った時にお詫びするのがマナーです。
結婚式の主催側はお料理の手配があるので、正確な人数を把握している必要があります。
直前にキャンセルすると新郎新婦は会場へキャンセル料が発生することもあるので要注意です。
早く電話をするか、直接会って伝えるようにして、ご祝儀を送ることが大人のマナーです。
当日の1〜2週間前ならば、まだお料理や引出物のキャンセルができる範囲となります。
ご祝儀の相場は、参列した場合の半額くらいを目安に挙式前に手渡しするか現金書留で贈りましょう。
結婚式直前になって行けなくなった場合は、新郎新婦にキャンセル料が発生してしまいます。
ご祝儀の相場は、参列した場合のご祝儀を後日手渡しするか現金書留で贈るのがマナーです。
結婚式招待状の返信ハガキの基本的な書き方を見ていきましょう。
返信ハガキには必ず黒のペンを使うようにしてください。
黒であればペン・ボールペン・毛筆・万年筆の何でも問題ありません。
不祝儀を意味するグレーは避け、カラーペンを使うのは避けるようにしてください。
結婚式の招待状の返信ハガキには「、」や「。」の句読点は使わないことがマナーです。
句読点は区切りや終わりを意味するため、お祝いの席の結婚式に相応しくないからです。
返信ハガキに間違えた箇所は、必ず定規を使って二重の修正線を引き訂正します。
返信ハガキは定規を使うことで、書き損じても丁寧な印象になります。
ここからは、招待状に同封されている返信用ハガキの書き方を表側と裏側に分けて確認していきましょう。
返信はがきの表側には、宛て名が「行(宛)」になっており、そのまま返信するのは失礼になります。
「行」・「宛」は定規を使って二本線または斜線で消して「様」に書き直します。
注意点としては、「行(宛)」を×印や黒く塗りつぶさず、二重線で訂正してから「様」と書き直すことです。
二重線は、縦書きなら縦線で書き、横書きの場合は横線で修正してください。
マナー上級者編としては二重線で修正せずに上から「寿」と書いて修正するやり方もあります。
主催者の名前に「寿」という字が入っている場合は「様」に変えるやり方がベターです。
返信ハガキの裏面には、以下の項目があります。
ここからは、返信はがきの裏側の書き方を見ていきましょう。
出席に○をつけて、「御出席」「御住所」「御芳名」などの「御(芳)」を二重線で消します。
「出席」の前に「慶んで(喜んで)」 と記載したり後に「させていただきます」 と追加するとより丁寧です。
「慶んで(喜んで)出席させていただきます」となるとお祝いの気持ちがより伝わります。
一般的には「御」や「御芳」は上から二重線をひきますが、代わりに「寿」と書いて消す「寿消し」も素敵な方法です。
連名で招待された場合は、「御芳名」の欄には出席者全員の名前を記載するようにしてください。
・夫婦で出席する場合
夫婦あてに連名の結婚式招待状をもらった時は、返信はがきの名前欄に夫婦2人の名前を書きましょう。
夫、妻の順で書き、苗字を書くのは夫の分だけでかまいません。
子供を連れていきたい場合は、事前に新郎新婦に確認をし、問題なければ芳名欄に追記します。
どんなに仲の良い友人でも結婚式招待状の返信NGマナーがあります。
以下は失礼になるので避けましょう。
新郎新婦へのメッセージは、お祝いの言葉を一言添えて気持ちを伝えます。
メッセージの内容は新郎新婦との関係性によって変わりますので、例文で確認しておきましょう。
どんな立場であっても長くなりすぎず、一言メッセージを添えると喜ばれます。
お祝いの言葉と新郎新婦の晴れ姿を楽しみにしている気持ちを伝えます。
祝福する言葉と結婚式準備への労いの言葉を添えます。
少々砕けた言い回しでも、失礼のない内容であれば問題ありません。祝辞と親族という立場から準備を労う言葉、結婚式に招待してくれたお礼を伝えます。
祝辞と結婚式に招待してくれた感謝と喜びを伝えます。
祝辞と結婚式に招待してくれたお礼を伝えます。
祝辞と夫婦ふたりで参加できる喜びを添えると良いでしょう。
挙式のみ出席
○○さんご結婚おめでとうございます!
あいにく所用により
披露宴の時間までいることができませんが
挙式にはぜひ出席させていただきます
当日の花嫁姿を心待ちにしております
披露宴のみ出席
ご結婚おめでとうございます
あいにく諸事情により
挙式にかけつけることができませんが
披露宴にはぜひ出席させていただきます
おふたりの晴れ姿を楽しみにしております
やむをえず、結婚式を欠席する場合は、丁寧に返信メッセージを書くことがポイント。
招待状に同封されている返信用ハガキの表面にある「行」・「宛」はそのまま返信するのは失礼なので、定規を使って、縦書の場合は縦線、横書きは横線で二重線を引きます。
返信ハガキの裏面にある出席もしくは欠席に○をつけて、「御出席」「御住所」「御芳名」など「御(芳)」を二重線で消します。
連名招待でひとりが欠席する場合は、参加者のみの名前を記載してください。
出席に○をして、氏名欄には参加できる人の名前のみを記載すれば問題ありません。
メッセージ欄で「夫は海外出張の都合のため優子のみ出席させていただきます 当日を楽しみにしております」と添えると丁寧です。
ここからは、どうしても欠席しなければならない場合のメッセージ例文をご紹介します。
行基、弔事、忌中などの不祝儀が理由ではない場合は理由を添えると丁寧です。
欠席する場合は、結婚式当日に祝電を贈ると気持ちが伝わるのでおすすめです。
祝電は結婚式の日程の1ヶ月前から出すことができ、披露宴当日には会場宛に電報が届きます。
お祝いとお詫びの気持ちをこめてメッセージを伝えましょう。
ここからは、結婚式招待状のよくある質問について見ていきましょう。
A この場合、無理に出席する必要はありませんので招待状の返信には理由をぼかして欠席を伝えましょう。
返信ハガキには必ずお祝いの言葉を添えて、結婚式当日は祝電を出すと丁寧な対応になります。
A 親兄弟や配偶者の不幸があった場合は、七七日(四九日)の法要が済んで、忌が明けるまではお祝い事への出席は控えます。
叔父叔母の場合は、親友のお祝いしたい気持ちが強ければ出席して問題ありません。
結婚式直前になって気がついた場合は、気づいた時点ですぐに主催者側に連絡してください。
返信が遅れたことへのお詫びをして早急な返答をしましょう。
今回は、結婚式招待状を受け取った際の返信マナーについて解説していきました。
基本的な返信マナーは一度覚えておくと慌てずに対応できるので、覚えておくと役立ちます。
シチュエーションに合わせて返答メッセージが変わりますので、是非例文を参考にしてみてください。
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