カクテルドレスの着こなし方解説！マナーやおすすめカラーコーデまとめ

パーティードレスについて調べていると「カクテルドレス」というアイテムを目にすることが多いですよね。カクテルドレスとは、主にパーティーシーンで使われるドレスです。
ただし、ドレスを選ぶときに
「結婚式お呼ばれでこのカラーはOK？」
「カクテルドレスのとき、バッグは何を合わせたらいい？」
と悩みは尽きません。

そこで今回は、結婚式や披露宴、パーティーといったシーンにぴったりなカクテルドレスの特徴、選び方、カクテルドレスと合わせるアイテムなどコーディネートを解説していきます！

「カクテルドレス」とは？

カクテルドレスとは、夕方～夜頃に行われるパーティーで着用するドレスのことです。
本来は「アフタヌーンドレス」を着用する午後の時間帯と「イブニングドレス」を着用する夜の時間帯の間が、カクテルドレスを着用するタイミングとされていました。

しかし近年では、カクテルパーティーとも呼ばれる立食パーティーなども含めて、さまざまなシーンでカクテルドレスが使われています。
カクテルドレスは、もっともフォーマルな服装である正礼装に続く「準正装」です。
結婚式をはじめとした格式高い行事でも着用できます。

イブニングドレスとカクテルドレスの違いは？

夜の時間帯に着用するドレスには、イブニングドレスとカクテルドレスがあります。
これらは一見違いが分かりにくく、同じドレスのように感じられるかもしれません。

二つの違いとしてカクテルドレスはドレスコードでは準礼装にあたりますが、イブニングドレスは数あるドレスコードのなかで最も格式の高い正礼装です。スカート丈は床に着くほど長いものが多く、アカデミー賞などでアクターが着用しているのがイブニングドレス。日本ではこうした場面では着物を選ぶことが多いため、あまり見かけないドレスかもしれません。

つまり、よりフォーマルなものがイブニングドレスだと覚えておきましょう。
カクテルドレスは、結婚式や披露宴、二次会、その他のパーティーなどのお呼ばれドレスとして使われます。

フォーマルドレスとカクテルドレスの違いは？

ドレスの種類をチェックすると「フォーマルドレス」も見つかります。フォーマルドレスとは名前の通りフォーマルな場、格式の高い行事に着用するドレスを指し、イブニングドレスと同じく正礼装です。

カクテルドレスとフォーマルドレスの違いは正礼装か準礼装かという点が挙げられますが、現在ではカクテルドレスも結婚式などオケージョンシーンに使われることもあり、「正礼装よりも少しカジュアルなおしゃれを楽しむドレス」として扱われています。

「きちんとした場だからフォーマルドレスを選ぶべき？」と思う方も多いのですが、一般的なパーティーシーンではカクテルドレスを着用してOKです。

カクテルドレスの特徴と押さえておくべき基本マナー

カクテルドレスには、カクテルドレスならではの特徴とマナーがあります。
ドレスのデザインを選ぶときには、次のようなポイントを確認していきましょう。

【参考記事】
【女性ゲスト】結婚式のお呼ばれマナーの基本知識を徹底解説！【招待状・ご祝儀・服装・当日の流れ】

カクテルドレスならではの特徴

カクテルドレスの特徴はなんといっても「華やかさ」。
一般的なパーティードレスよりも、よりきらびやかでゴージャスな雰囲気が求められます。
光沢のある素材や、ビジュー、パールといった装飾が輝くデザインのドレスが多い傾向にあります。

適度な露出ならOK

一般的にパーティードレスはお肌の露出が多くないほうがよいとされていますが、カクテルドレスはお肌の露出が多めの傾向にあるのが特徴です。
これはドレスの作りによる特徴なので、昼間の結婚式では膝丈スカートや肩・背中のあいたドレスは、昼間の結婚式や格式を重視する結婚式では露出が多く不適切。露出をカバーする羽織りものを用意しましょう。

しかし夜の結婚式やカジュアルなパーティーなどカクテルドレスを着用するシーンでは気にせずカクテルドレスを着用してもOK。
胸元が大きくあいたデザインなど極端に露出の激しいドレスはおすすめできませんが、デザインの幅が広く感じられるのもカクテルドレスの楽しみ方です。

シーンに合わせて羽織りものを使う

先ほども説明したように、カクテルドレスは肌の露出が多い特徴があります。ですが、昼間に行われる結婚式やパーティー、ドレスコードのあるレストランなどで肌を極端に露出するのはNGです。

寒い時期に行われるパーティーでも、肌の露出が多いと周囲の方に寒々しい印象を与えてしまいます。

そこで、シーンや季節に合わせて羽織りものを使いましょう。カクテルドレスの色に合わせたジャケットやボレロ、ショールやストールなどを羽織るとうまくコーディネートできます。

このときカーディガンはカジュアルすぎるため選ばないほうが無難。羽織りものはオーガンジーやシフォンなど、透け感のある素材だと華やかなパーティーシーンにぴったりです。

【参考記事】
• 結婚式のお呼ばれマナーの基本知識を徹底解説！

結婚式やパーティーにおけるカクテルドレスの選び方

カクテルドレスを選ぶときには「どのようなパーティーなのか」「格式は重視されているのか」といった点を踏まえて最適なドレスを探しましょう。

例えば、新郎新婦の親族として結婚式に出席する場合には、よりフォーマルなドレスを選びます。
お肌の露出もできるだけ抑えることで、きちんと感を演出しましょう。

結婚式でも友人のお呼ばれなどであれば、そこまで品格を気にしすぎる必要はありません。
派手すぎずカジュアルすぎなければ、デザインやカラー、素材など自由に選べます。

昼間の結婚式では注意が必要

お呼ばれをしたのが昼間の結婚式の場合、カクテルドレス特有のデザインや露出がマナー違反となってしまう可能性があります。
その際にはボレロやジャケットを着用するなど、工夫をして露出を抑えるようにしてください。
親族や目上の方々からの印象を悪くしないためには、スカート丈も膝下を基準にするとよいでしょう。

夜の結婚式や二次会、カジュアルなパーティーであれば、膝丈や膝上丈のカクテルドレスでも構いません。

カラー選びも大切

デザインが自由なカクテルドレスは、さまざまなカラーで展開されています。
基本的にはどの色でも構いませんが、季節感や演出したいイメージにあわせて選ぶとよりよいでしょう。

ただし結婚式では、全身真っ白や真っ黒のコーディネートは避けてください。
白は花嫁さんの色とされており、ゲストが着用するのはマナー違反とされています。
また、真っ黒は弔事を思わせるためおめでたい結婚式では縁起が悪いととらえられることも。黒は絶対にNGというわけではありませんが、黒のカクテルドレスを選ぶなら華やかなレースやビジューであしらわれているもの、光沢のあるサテン生地を使ったものなど明るい印象の素材を選ぶのがポイントです。

カクテルドレスを明るい色にするなら小物は暗め、ドレスが暗めなら小物は明るめなどコーディネート全体の色味を意識すると華やかなコーディネートになりますよ。

カクテルドレスに合わせるアイテムとは？

カクテルドレスを着用するときに、気になるのがドレスに合わせるアイテムです。
パーティーシーンでは必須のバッグや足元、羽織りものはどんなものがOKなのかチェックしていきましょう。

ボレロやストールなど羽織りもの

昼間の結婚式や肌の露出を押さえたい季節のカクテルドレスなど、ボレロやストール、ジャケットなど羽織りものが必要になるシーンは多いです。
ボレロやストールは肩や足の露出をカバーし、さっと羽織れる軽い印象のあるアイテムです。ボレロにはさまざまなデザインがあるため、カクテルドレスと合わせることでおしゃれも楽しめるのがメリットに挙げられます。

ジャケットはよりきっちりとした印象に。格式高いホテルや服装マナーが厳しめのフォーマルな場では、ジャケットを着用するとよいでしょう。

ヒール3センチ程度のパンプス

カクテルドレスの足元はヒールが3～5センチ程度のパンプスが基本。うまく歩けるようなら高いヒールでも構いませんが、慣れない方はある程度の高さでも華やかな雰囲気を引き出せます。
また、パンプスは格式高い場、結婚式などはつま先が隠れるタイプを選ぶのがマナーです。カジュアルなパーティーだとオープントゥ（つま先が見えるタイプのパンプス）も許容範囲となります。
カクテルドレスには素足を合わせることはほとんどなく、フォーマルな場に出席する場合は必ずストッキングを着用しましょう。

上品デザインのパーティーバッグ

バッグは小ぶりのものが選ばれやすいです。クロークサービスがあるならサブバッグを預けることもできますが、最小限の持ち物に留めてコンパクトにまとめましょう。
大きさは椅子に座ったとき、背もたれとの間に置けるくらいが目安。レースやサテンといった上品めのデザインだと、カクテルドレスと合わせやすいです。

【シーン別】カクテルドレスの選び方

カクテルドレスを着用するシーンは、結婚式や披露宴、二次会からレストラン・ホテルでの食事といった場面までさまざまです。
カクテルドレスはいろいろなデザインがあるため、シーンに合わせた選び方をしたいですよね。カクテルドレスの選び方とシーン別おすすめカクテルドレスをご紹介します。

結婚式・披露宴お呼ばれのカクテルドレス選び方

結婚式や披露宴の場合は、「白のドレスはNG」です。また全身黒1色のワントーンコーデだと喪服をイメージさせるので、素材に光沢感を持たせたり羽織りものやバッグ、アクセサリーで色を足したりと華やかに見える工夫するとよいでしょう。黒を避け、ネイビーなど深めのカラーを選ぶと安心です。
説明したように昼間の結婚式では肩を隠す羽織りものを着用するのがマナーですが、夜に行われる結婚式だと肩の出るものやひざ丈のカクテルドレスでもOK。ただし派手すぎるものは避けたいため、上品なデザインのものを選びましょう。

二次会のカクテルドレス選び方

結婚式二次会や1.5次会に出席する場合は、式や披露宴よりもカジュアルなカクテルドレスで構いません。肩の露出や色味などはあまり気にする必要はなく、式を盛り上げる気持ちをおしゃれに盛り込むとよいですね。
ただし、二次会では新郎新婦から別途ドレスコードをお願いされることがあります。その場に合わせたコーディネートを心がけましょう。

パーティーのカクテルドレス選び方

パーティーは食事会や披露会などさまざまな用途で開催されますが、結婚式と同じく派手すぎないデザインのもの、適度な肌露出のあるカクテルドレスを選びましょう。
挙式ではないため白や黒のカクテルドレスも選べますが、特にドレスコードがない場合は落ち着いた色味のものが好まれます。主催やパーティーで披露される方を引き立てる上品なものを選ぶとベストです。

女子会やディナー、特別なお出かけのカクテルドレス選び方

気の合う仲間や恋人、家族で普段よりもグレードアップした特別な場に出かけるときは、カクテルドレスで着飾り気分を盛り上げるのがおすすめです。ディナー会場はお店によってはドレスコード指定もあるので、合わせたカクテルドレスを選ぶとよいでしょう。
女子会やお出かけのカクテルドレスは、自分の好きなデザインを盛り込めるのが楽しいポイントです。トレンドを意識したものや個性的なデザインを試すチャンスなので、お気に入りの1着を見つけてみましょう

【カラー別】おすすめカクテルドレスご紹介

豊富な商品数で支持されているリリアージュのカクテルドレスから、特におすすめなアイテムをピックアップ！
カラー別にご紹介していきますので、お好きな色や演出したい印象、お肌の色や小物の色とのバランスなどを意識しながら選んでみてくださいね。

甘さ控えめ大人のブルー・パープル系カクテルドレス

トレンドを押さえ、洗練された印象を身につけたいならおすすめなのがブルーやパープルといった寒色カラーのカクテルドレス。
デザインによってクールにも、キュートにもなるのでお好みの素材やデザインを選びましょう。
爽やかな色味を選べば、夏や春などあたたかい季節にぴったりなイメージに。
深みのあるネイビーやパープルなら、季節を問わず上品な印象にもなります。
シルバー、グレー、ブラック、ネイビーなどフォーマルアイテムに多いカラーとの相性も◎。

フェミニンな印象のピンク・赤系カクテルドレス

「おめかしできるシーンだから、せっかくならとことん女性らしいカクテルドレスを着たい！」
そんな方にはピンクやレッドといったカラーがおすすめ。
薄めのカラーならかわいい雰囲気になり、鮮やかなカラーならゴージャスな雰囲気にもなるのがポイントです。
小物にはゴールド系を合わせることで、馴染みがよくフォーマル感もたっぷりなコーディネートに。
キュートからセクシーまで、理想のイメージを叶えられる万能カラーです。

ナチュラルな雰囲気に！ブラウン系カクテルドレス

レッド系よりもさらに落ち着きや抜け感を与えてくれるのが、ブラウン系のカラー。
より大人っぽく、洗練されたコーディネートを叶えられます。
「暖色でまとめたいけれど、鮮やかすぎるカラーは得意じゃない」という人にもおすすめ。
周りと被りにくいコーディネートを選びたいときや、効果的に色っぽさを取り入れたいときにはうまく使いたいカラーです。

上品で落ち着いたシルバー・グレー系カクテルドレス

「落ち着いた大人っぽいカラーを選びたい」「でも地味になりすぎるのは避けたい」というときおすすめなのが、シルバーやグレーのカクテルドレス。
上品なカラーを取り入れながら、素材やデザインによって光沢や透け感をプラスしたカクテルドレスならトレンド感も演出できます。
世代を問わずコーディネートできるのも、魅力的なポイント。
落ち着いたカクテルドレスをお探しのときには、外せない定番カラーです。

垢抜けニュアンスカラーグリーン系カクテルドレス

大人の魅力を感じさせるカクテルドレスをお探しなら、チェックしたいのがグリーン系のカラー。
きれいめスタイルから大人っぽいスタイル、フェミニンスタイルと幅広いニュアンスを叶えてくれます。
深みのあるカラーなら、シンプルなデザインのドレスも一気に垢抜けた雰囲気に。
カーキやアッシュも含めて、美しい色味がさまざま展開されているのでお好みのものを探してみて。

爽やかな印象のミント系カクテルドレス

グリーンよりもさらにナチュラルな色味がお好みの方におすすめしたいのがミント。
よりライトでかわいらしい印象のグリーン系カラーは、フェミニンな雰囲気にも仕上がります。
それでいて暖色に比べてどこか甘すぎないイメージになるため、好みのニュアンスを実現できるでしょう。
とことんキュートな印象に仕上げるなら、フレアやチュール、レースといった素材がふんだんに使われたカクテルドレスを選んで。

ぱっと華やか！イエロー系カクテルドレス

鮮やかなイエロー系のドレスは、会場でも目を引く華やかなデザイン。
人と被らないおしゃれを楽しみたいとき、ぜひチェックしたいカラーです。
「あまり派手になりすぎるのは嫌」という人は、やわらかな色味を選ぶのもおすすめ。
優しいイエローにチュールを重ねたデザインなら、派手になりすぎずエレガントにまとまります。
小物やアクセサリーにゴールドを添えれば、色味の相性もよく華やかにドレスアップできます。

カクテルドレスはレンタルサービスがおすすめ

結婚式お呼ばれやパーティーなど、カクテルドレスを着用するシーンはさまざま。ですが日常的に身につける機会は限られています。
1度購入するとドレス代やクリーニング代がかかり、コスト面が気になりますよね。

そんなときにおすすめなのが、ドレスのレンタルサービス。
リリアージュでは、トレンド感満載のカクテルドレスを豊富に揃えています。
サイズ展開も豊富で、マタニティドレスや授乳口付きドレスといったうれしいアイテムもありますので、今の体型や環境に合ったカクテルドレスをピンポイントにレンタルすることも可能。
カクテルドレスだけでなく、ボレロやストールといった羽織もの、バッグ、アクセサリーなどもあわせてレンタルすれば、トータルコーディネートを叶えられます。

返却も簡単で、クリーニングも不要なためドレスを管理するストレスもありません。
結婚式やパーティーのたびにまったく新しいドレスが楽しめるのも、レンタルならではの魅力です。

さらにリリアージュでは、プロのスタイリストがコーディネートしてくれるサービスも実施中。
メールにて各種相談を受け付けているので、ドレス選びに悩んだときにも安心です。

「自分が行くパーティーに最適なカクテルドレスって？」
「手持ちのパンプスとあわせるならどんなドレスを選べばいい？」
「体型に合うドレスを探したい！」

こんなご要望にも真摯にお応えできますので、お気軽にご相談くださいね。

【まとめ】華やかで印象的なカクテルドレスを探してみよう

夕方から夜に行われるパーティーで着用するカクテルドレスは、そのほかのパーティードレスに比べて華やかさを求められます。
露出の制限も少なく、自由なデザインを選べるでしょう。

もちろん、パーティーのタイプや内容、求められる格式や目的によっても最適なカクテルドレスは違います。
上品さにもこだわり、TPOを踏まえた目を引くコーディネートを考えてみましょう。

リリアージュではトレンド感満載のカクテルドレスを多数取り扱っています。
この先カクテルドレスを着用する予定のある方は、ぜひチェックしてくださいね！