結婚式のコートを選ぶコツは?寒さ対策の上着・羽織物を解説

結婚式のお呼ばれの服装では、ドレスやワンピースが多いです。
どうしてもフォーマルなドレススタイルは、レースやオーガンジーなどの素材が使われることもあり薄着になりがちですよね。
秋冬シーズンの挙式や春先の結婚式では、コートの着用は必須かもしれません。

しかし、迷うのが結婚式お呼ばれのコートや上着。
今回は結婚式お呼ばれドレスレンタル専門店の視点から、結婚式のコートについて選び方やマナーをご紹介します。

  • 結婚式お呼ばれのコートは「シンプルで上品なもの」を選ぶ
  • コートは会場のクロークや決められた場所にすぐ預ける
  • ドレスに合うコートはドレスレンタルのお店でまとめてレンタルが便利

以上の3点を中心に解説するため、結婚式お呼ばれのコートや上着に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

秋冬の結婚式お呼ばれにおすすめコート

秋冬の結婚式お呼ばれに必要な上着やコート。
もちろん寒い時期の結婚式では着用OKですが、基本的に「ドレスに合うシンプルで上品なもの」を選ぶようにしましょう。
結婚式お呼ばれのドレスに合わせるコートの中で、多いものが

  • チェスターコート
  • トレンチコート
  • ノーカラーコート

などです。
どれもスーツスタイルとも合わせやすいフォーマルな形で、持っておくと結婚式お呼ばれ以外にも、式典や会食などオケージョンシーンで着まわせるでしょう。

素材はウールやカシミア、ベロア、ツイードなどがおすすめ。
コートの素材に厳密なNGはありませんが、見た目がカジュアルになるナイロンのみの素材はあまり使われません。
また、コートの色味は式場の雰囲気に合うスタンダードな色味だとコーデしやすいです。

秋冬のお呼ばれにぴったりのおすすめジャケット

真冬ほどではないけれど、肌寒さを感じる秋冬シーズンの結婚式お呼ばれ。
羽織りものをひとつ用意するなら、ドレスと相性のよいジャケットがおすすめです。

ジャケットはスーツやセットアップと合わせるイメージがありますが、ドレスやワンピースの上から重ねてもOK。
こちらもフォーマル感のあるものを選び、かっちりしたデザインではなく華やかに見えるアイテムを選ぶとコーデしやすいです。

会場内では空調が効いているため、屋外でない限りはクロークに預けておくとよいでしょう。

会場でも着用できるおすすめの羽織りもの

ドレスによっては、会場内でも羽織りものが必要な場合もありますよね。
また、冬場の結婚式や昼間の結婚式では肌露出を抑えるために、羽織りものを活用することもあります。
クロークに預けることなく着用できるのは「ボレロ」や「ストール」など。

ドレスカラーが暗いときに羽織りものに明るいカラーを入れると華やかな印象になるといった全体の雰囲気調節にも活用できるため、この二つのアイテムをチェックしておきましょう。

ボレロ

ボレロとは、袖のあるタイプの羽織りものです。
ジャケットほどかっちりした形ではなく、レースやサテン、シフォンといった軽い素材でできたものも多いです。

ウエストよりも短い丈で前が開いているため、さっと羽織りたいシーンや昼間の結婚式で肩をカバーしたいときなどに使います
ドレスカラーと相性のよい色を選んで、全体コーデのおしゃれさを引き出すとうまくまとまるでしょう。

ストール

ストールは肩に羽織って使う、大判の布状のアイテムです。
前身ごろで結んで使うときもあれば、そのまま肩に掛けるだけでラフに着こなす方法もあります。
ボレロを着用すると、丈の短さから「ドレスに合わない」「子どもっぽく見えてしまう」ということも。

ストールは大人見えするコーディネートを目指せるため、おしゃれな印象やシックなコーデにする際に活躍します。

また、折りたたんでバッグにしまうこともできるため、持ち運びにも便利なメリットがあります。
会場内の気温が心配だったり、ドレスの露出が少し気になったりする場合は1枚持っておくと安心です。

結婚式お呼ばれコートのマナーとは?

結婚式のお呼ばれに着用するコートや上着、羽織りもの。
着用OKといっても、ドレスマナーが気になりますよね。
そこで、コートのマナーに着目して選び方のポイントを解説します。
3つの考えておきたいポイントを、ひとつずつチェックしていきましょう。

デザインはシンプルで上品なものを

コートのデザインはどんなものでも構わないわけではなく、カジュアルすぎるものを避けてシンプルで上品なものを選びましょう

結婚式お呼ばれのためにドレスを着ている場合、気さくな印象が強いPコートやダッフルコートは合わせるとちぐはぐな印象があります。

また、装飾などはついていないシンプルなデザインだと合わせやすいです。
会場内で着用するわけではないためそこまで厳密には決まりがないものの、全体の雰囲気は大切なので選ぶときのポイントとして覚えておきましょう。

会場についたらすぐにクロークに預ける

コートは会場内では着用せず、会場で受付する前に脱いでまとめておきます。
会場にはクロークという預ける場所があるため、すぐに必要のない荷物やコートはクロークに預けておきましょう
クロークは受付近くやエントランスロビーにあります。
脱いですっきりとした装いで、受付を済ませましょう。

落ち着いた色味がおすすめ

コートの色選びで迷う方も多いのですが、色にも決まりはなく会場についてすぐ預けるので、最低限のマナーを守っておけばOKです。

まず、花嫁のドレスカラーである真っ白のコートは避けた方がベター。
汚れも目立つため、ベージュやアイボリーくらいの落ち着いた色味がおすすめです。
先ほどもご紹介したように、

  • ネイビー
  • グレー
  • ブラウン

といったスタンダードカラーはドレスとも相性よく着まわせます。
会場の雰囲気に合わせて、大人っぽい色味を選ぶとコーデもしやすくなるでしょう。

結婚式お呼ばれコートのよくある質問

結婚式お呼ばれに着ていくコートや上着には、「これって大丈夫?」という不安もつきもの。よく聞かれる質問をまとめました。

マフラーや手袋など他の防寒着はOK?

マフラーや手袋など、他の防寒着ももちろん結婚式のお呼ばれに着用して構いません。
ただしデザインは奇抜なものを避け、シンプルで柄のついていないものが式場の雰囲気に合うためおすすめです。

こちらもコートと同様に、会場に着いたらすぐに外してクロークに預けましょう。
注意しておきたいのが、マフラーはストールの代わりにはならないことです。
ひざ掛けとして使うのももちろんNG。必ず防寒着は預けておきましょう。

黒いコートはNG?

結婚式のお呼ばれでは、「全身黒のコーデ」は喪服を連想させるためNGなドレスコードです。
また、純白のコートもあまりおすすめできないため「コートも黒はNG?」と思う方も多いでしょう。
結論からいうと、すべて黒でまとめない限りコートは黒でも構いません
ドレスカラーが明るい色であれば黒のコートは合わせやすいので、活用しやすいのもポイントです。

結婚式のお呼ばれコートはレンタルできる?

結婚式のドレスレンタルはよく知られていますが、「コートも合わせてレンタルしたい」という方も多いです。
スタンダードなコートは普段着によって、ちょうどよいものが手持ちにないということもありますよね。

コートレンタルは、ドレスレンタルショップによっては可能です。
またボレロやストールも同じようにレンタルできるところもあるため、トータルコーデでレンタルすると返却時も楽に気軽に利用できます

冬の結婚式に参列する場合や羽織りものも一緒に合わせたい場合は、レンタルショップ選びにもこだわってみることをおすすめします。

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「大切なシーンだから、せっかくなら印象的なパーティードレスを着たい」と購入したドレスが、その後結局一度も着用することのないままタンスの肥やしになってしまう……ということもめずらしくありません。
是非一度、レンタルドレスを検討してみてくださいね!

【まとめ】シックな結婚式お呼ばれコートでおしゃれに防寒を

結婚式お呼ばれにコートは着用OK。
デザインはシンプルなもの、上品なものにスタンダードカラーを選ぶと失敗ありません。

着用する場合は最低限のコートマナーを守り、会場に到着したらすぐに預けることを覚えておきましょう。

結婚式お呼ばれのドレスはもちろん、コートもおしゃれで会場の雰囲気に合うものを選び、結婚式をお祝いする気持ちをしっかり持って楽しんでくださいね。