【結婚の挨拶】準備から流れ・手土産・服装などのマナーを全て解説!

「結婚することが決まったから、相手の親に挨拶に行かなきゃ!でも、どんな準備をすればいいの?」
「結婚の挨拶ってどんな流れで行うべき?」
「失礼がないように、結婚の挨拶のマナーを知っておきたい!」

このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

今からドキドキする結婚の挨拶も、今回の記事を読めば全て解決できます。

この記事では、結婚の挨拶における準備から流れ、手土産や服装などのマナーを詳しくお話しするので、ぜひ参考にしてみてください。

<この記事でわかること>

  • 結婚の挨拶当日までの流れ・準備すること
  • 結婚の挨拶当日の流れ
  • 【結婚の挨拶当日1】訪問時のマナー
  • 【結婚の挨拶当日2】部屋に通された後のマナー
  • 【結婚の挨拶当日3】結婚の報告をするときのマナー
  • 【結婚の挨拶当日4】帰宅までのマナー
  • 【結婚の挨拶当日5】帰宅後のマナー
  • 結婚の挨拶で女性におすすめの服装20選

「結婚の挨拶当日まで」の流れ。準備することは?

まずは、結婚の挨拶当日までの流れとして、以下5ステップをご紹介します。

  • 親に合わせて日時を決める
  • お互いに親の情報を共有する
  • 結婚後のことを話し合っておく
  • 手土産を用意する
  • 服装を決める

事前に準備することもお伝えしていくので、チェックしてみてください。

親に合わせて日時を決める

まずは、お互いの親の都合を聞いてから、結婚の挨拶をする日時を決めましょう。

大体、訪問2週間~1ヶ月前を目安として日程を設定し、時間は食事時間などを避けた午後2時からなどが一般的です。

挨拶の順番としては、「お嫁さんをもらう」という日本の風習により、女性側の親から訪問することが多いでしょう。

ただ、日程が合わないなどであれば、男性側の親から挨拶に伺っても問題ありません。

お互いに親の情報を共有する

結婚の挨拶前に、お互いの親の情報を話し合っておくと、当日に安心して臨めます。

【共有しておくべき親の情報】

  • 人柄
  • 出身地
  • 仕事
  • 趣味
  • 好きな食べ物、スポーツ、芸能人など
  • ペット
  • 触れてはいけないこと

また、自身の親に対しても結婚相手のことを伝えておくと、スムーズに話を進められるのでおすすめですよ。

【親に伝えておくべき結婚相手の情報】

  • 名前
  • 年齢
  • 出身地
  • 職業
  • 趣味
  • 人柄
  • 家族構成

結婚後のことを話し合っておく

結婚挨拶では、結婚後にどうするのかについて聞かれがちなので、事前に2人で話し合っておきましょう。

【結婚について話し合っておくこと】

  • 結婚式の予定(時期や場所、規模など)
  • 新居の場所
  • 結婚後の働き方
  • 家族設計

一方で、「将来的な親との同居」「自分の親に結婚を反対されている」など、シリアスな雰囲気になるような話題は避けるのが無難です。

手土産を用意する

時間を作ってくれた感謝のため、忘れずに手土産も用意しましょう。

手土産の相場は大体3,000円くらいで、以下のポイントを意識しながら選ぶのが一押しです。

  • 複数人で分けられるもの
  • 日持ちのするもの
  • 親の好みのもの

2つが重なった形をしている「最中(もなか)」や長寿を意味する「バームクーヘン」など、縁起の良いものを贈るのも良いですね。

また、のしはお祝い事の際につけるものなので、なくてもOK。

むき出しの菓子折りを渡すのは見栄えが悪いので、包装紙で包んでもらってくださいね。

服装を決める

けじめの場である結婚挨拶だからこそ、相応しい服装で伺いましょう。

男性は、ブラック・グレー・ネイビーなど落ち着いた色合いのスーツに、無地や目立たない柄のシャツを合わせるのがおすすめ。

ネクタイはビジネスシーンで使っているものを用意し、肌が見えない長さの靴下と革靴を合わせましょう。

「固くない格好で来てね」といわれたときは、インナーをワイシャツにしたうえで、ジャケット×パンツスタイルがgood。

一方、女性は上品できちんと感のあるワンピースがベストです。

正座することがあるかもしれないので、フレアなタイプを選び、過度な露出や奇抜な服装は避けましょう。

季節問わずに素足はNGとされているので、忘れずにストッキングを着用してくださいね。

この記事の後半では、結婚挨拶で女性にぴったりな服装20選をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

「結婚の挨拶当日」の流れ

結婚の挨拶当日の流れは、以下の通りです。

  • 訪問する
  • 部屋に通される
  • 結婚の報告をする
  • 帰宅する
  • 帰宅後に挨拶をする

当日は、どうしても緊張するかと思いますが、相手の親と距離を近づけるためにも気を引き締めて臨みましょう。

では、次章から上記5ステップそれぞれのマナーについてお話します。

【結婚の挨拶当日1】訪問時のマナー

結婚の挨拶当日、訪問するときは以下2つのマナーを意識してみてください。

  • ちょうど良いタイミングに訪問する
  • 玄関で簡単に挨拶をする

訪問時のマナーを押さえて、最初から好印象をゲットしましょう。

ちょうど良いタイミングに訪問する

訪問のチャイムを鳴らすのは、相手の親を急かさないためにも、ジャストから2、3分後を目安にします。

コートを脱ぎ、服に汚れがついていないかを確認したら、チャイムを鳴らしましょう。

このとき、忘れずに携帯電話はマナーモードにしておくことが大切です。

遅れそうな場合は、必ず連絡を入れてくださいね。

玄関で簡単に挨拶をする

玄関では、自己紹介の後、「今日はお時間をいただきありがとうございます」というように簡単な挨拶をしましょう。

「どうぞ上がってください」といわれたら、「失礼します」と声をかけてから上がります。

親に背を向けるのは失礼に当たるので、しゃがみつつ靴をそろえるようにするのがマナーです。

【結婚の挨拶当日2】部屋に通された後のマナー

玄関での挨拶が終わったら、いよいよ部屋に通されます。

  • 手土産を渡す
  • 下座に座る

上記2つのマナーを押さえながら、歓談の準備を行いましょう。

手土産を渡す

客間で簡単にご挨拶した後、持参した手土産を渡します。

この際、袋から取り出し、相手側に包みの正面を向けて渡すのがポイントです。

「〇〇さんからお好きだと伺いましたので」など、一言添えると好印象ですよ。

下座に座る

部屋では、出入り口に近い「下座」に座りましょう。

上座を進められたときも、「本日はご挨拶に伺ったので、こちらの席で失礼します」と遠慮するのがgood。

【結婚の挨拶当日3】結婚の報告をするときのマナー

部屋に入って一息ついたら、ついに結婚の報告まで進めていきます。

  • 報告前に雑談をする
  • 話が途切れたら結婚報告

上記2つのポイントを押さえながら、和やかな雰囲気で歓談しましょう。

報告前に雑談をする

結婚の報告をする前に、まずは雑談をしながら場を温めるのがマナーです。

「本日はお忙しいところお時間をいただきありがとうございます」と挨拶をしてから、以下のようなお互いに話しやすい話題で歓談してみてください。

  • 好きな食べ物
  • 出身地
  • 年齢
  • 相手に影響されて好きになったもの
  • 仕事
  • 趣味

一方、学歴や職歴、親の仕事内容、自分や親の年収、宗教や政治の話など、受け止め方が様々な話題は自分から振らない方が良いでしょう。

話が途切れたら結婚報告

歓談が途切れたら、いよいよ結婚報告です。

「〇〇さんと協力し合って、温かい家庭を築いていきたいと思っています。〇〇さんと結婚させていただけないでしょうか?」
「〇〇さんと苦楽を共にして頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。」

このように、誠実な気持ちが伝わるようなセリフで結婚の話を切り出しましょう。

スムーズに話をするためにも、どちらから結婚の報告をするのか話し合っておくのがベストです。

もし、相手の親から反対されたときは、後日改めてコミュニケーションの場を作ってみましょう。

反対している理由を聞き、親が安心できるように2人で作戦会議をしてから臨んでみてくださいね。

【結婚の挨拶当日4】帰宅までのマナー

結婚の了承をいただいてからも、帰宅までに押さえておきたいマナーがあります。

  • 再び歓談を楽しむ
  • 話が途切れたらおいとまする

上記2つの帰宅までのマナーについてご紹介しましょう。

再び歓談を楽しむ

結婚の了承をいただいた後は、すぐにおいとまするのではなく、再び歓談を楽しみましょう。

結婚式のことなど、親から話題を振られることが多いので、笑顔で応えると良いですね。

また、パートナーの子どもの頃のことも、結婚の挨拶で盛り上がる鉄板の話題です。

親御さんも思い出話に話が咲きやすく、パートナーの知らなかったこともわかるので、機会があったら振ってみてください。

話が途切れたらおいとまする

歓談が途切れたら、長居をせずおいとましましょう。

大体、訪問から2時間を目安に、「そろそろおいとまします。本日はありがとうございました」と帰宅するのがおすすめです。

夕食を勧められたらありがたく申し出を受け取っても問題ありません。

ただ、あまり長居すると親御さんが気を遣ってしまうので、夜の8時頃には引き上げるのがgoodです。

【結婚の挨拶当日5】帰宅後のマナー

結婚の挨拶から帰宅した後は、当日のうちにお礼の連絡をしましょう。

「本日はお時間をいただきありがとうございました。」と直接伝えられる電話がおすすめですが、電話が苦手な親御さんにはメールやLINEでも構いません。

夜遅くに帰宅した際は、翌日の午前中までに連絡をするのが良いです。

さらに、結婚挨拶の2~3日以内にハガキでお礼状を出すと、丁寧な印象を与えられるので一押しですよ。

結婚の挨拶。女性におすすめの服装20選

「結婚の挨拶に何を着ていこう?」と悩んでいる女性の方向けに、こちらでは以下5つのカラー別におすすめの服装をご紹介します。

  • ベージュ
  • ネイビー
  • ブルー
  • グリーン
  • ピンク

イメージを左右する服装だからこそ、素敵な1着で臨みたいもの。

「彼の親御さんから良い印象を持ってほしい!」という方は、ぜひチェックしてみてください。

ベージュ

淡い色合いのベージュは、シンプルで穏やかな雰囲気を出すことができます。

優しく女性らしい空気感を演出したい方は、ベージュの服装を検討してみましょう。

ネイビー

きちんと感や落ち着いた印象を与えたい場合は、ネイビーの服装がおすすめです。

ただ、ネイビーや黒など濃黒色の服装は、重く見えることもあるので、アクセントになる色を加えてみてくださいね。

ブルー

ブルーの服装なら、爽やかさと信頼感をさり気なくアピールすることができます。

特に、初夏から初秋の暑い時期は、涼しさを感じられるブルーの服装で軽やかな印象を与えましょう。

グリーン

癒しやリラックス感をイメージさせるグリーンは、濃淡によって印象が変わるもの。

淡いグリーンなら明るく爽やか、ダークグリーンなら上品で落ち着いた印象を与えるので、好みに合わせて選んでみてください。

ピンク

柔らかく優しい印象を与えるピンクは、温かみのある服装として好印象。

ショッキングピンクなどの派手な色合いは避け、淡いカラーや落ち着いたカラーを選ぶのがおすすめです。

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まとめ

この記事では、結婚の挨拶における準備から流れ、手土産や服装のマナーなど、以下8点について詳しくご紹介しました、

  • 結婚の挨拶当日までの流れ・準備すること
  • 結婚の挨拶当日の流れ
  • 【結婚の挨拶当日1】訪問時のマナー
  • 【結婚の挨拶当日2】部屋に通された後のマナー
  • 【結婚の挨拶当日3】結婚の報告をするときのマナー
  • 【結婚の挨拶当日4】帰宅までのマナー
  • 【結婚の挨拶当日5】帰宅後のマナー
  • 結婚の挨拶で女性におすすめの服装20選

結婚の挨拶に関するマナーは様々ですが、事前に押さえておけば安心して臨めるはず!

しっかりと準備を行い、当日は親御さんとの会話を楽しみましょう。