結婚式や入学式、卒業式などフォーマルなシーンで活躍するアイテムのひとつが「コサージュ」です。
飾るだけで、見慣れたスーツやドレスも一気にフォーマル仕様に変わるコサージュは式典にぴったりの定番アイテムです。
- 式の雰囲気に合ったコサージュを取り入れると華やかになる
- コサージュはつける位置や素材に注意する
- コサージュだけでなく衣装も式にぴったりなものを選ぶ
実際に、おすすめのコサージュや衣装もご紹介していきますのでぜひ参考にしてくださいね。
結婚式、入学式、卒業式にコサージュは必要?
結婚式や入学式、卒業式ではコサージュを使ったコーデも少なくありませんが「絶対にコサージュがないとマナー違反」というわけではありません。
まずはコサージュをつけるメリットや、反対にコサージュをつけない場合に注意すべきことについて解説していきましょう。
なぜ結婚式、入学式、卒業式にコサージュコーデが多いの?
結婚式、入学式、卒業式のようなフォーマルな場で「カジュアルすぎる服装」はマナー違反になってしまいます。
フォーマルな場ではスーツやワンピースが活躍しますが、幅広いシーンで使えるからこそ同じ衣装を着まわしてしまうことも。
そこで印象を変えるアイテムとしてコサージュが使われるのです。
また、シンプルなスーツやワンピースでもコサージュがあるだけでお祝いのイメージが強くなるほど、コサージュは存在感のあるアクセサリーです。
飾るだけで華やかになるコサージュは、「お祝いの場にふさわしい服装になる」と重宝されています。
結婚式、入学式、卒業式にコサージュをつけない場合は?
結婚式、入学式、卒業式ではコサージュを必ずつけなくても問題ありません。
そこで、コサージュを使わない場合のコーデのコツについても確認しておきましょう。
コサージュを使わない分、華やかさを意識することが大切です。
コサージュの代わりにネックレスやイヤリング、ヘアアクセサリーなどで華やかにドレスアップしましょう。
また、デザインそのものが華やかなスーツやドレスを選ぶことで、コサージュなしでも印象的なコーデが完成します。
覚えておきたいコサージュコーデの基本マナー
フォーマルな場では、身につけるアイテムが原因で周囲に悪い印象を与えてしまうこともあるため、マナーにも十分注意しましょう。
コサージュをつける前に、これからご紹介する基本マナーを確認しておきましょう。
コサージュをつける位置は?
コサージュの位置は、低すぎると不恰好な印象になってしまいます。
胸元につけると位置が低いため、鎖骨のやや下あたり、少しくぼんでいる部分に添えてみてください。
この部分ならコサージュが安定しやすいだけでなく、お顔に近いためお顔周りがぱっと明るくなりますよ。
位置が悪いと、せっかくコサージュをつけても安定しません。
コサージュが正面を向いてくれない位置は避け、きれいに見え、安定する部分を探してつけましょう。
マナー違反になる素材とは?
コサージュは、素材によってはフォーマルなシーンと合わなくなることも。
たとえばニットやデニム生地のような素材は、カジュアルなものとみなされフォーマルな場には不向きと言えます。
また、重厚感がある黒いコサージュは暗い印象に見えてしまうことも。
全身が真っ黒いコーデは、弔事を思わせてしまう可能性があるため、黒い服装につけるコサージュは、適度に軽やかな雰囲気で抜け感のある素材やカラーのものを選びましょう。
暗い色味のコサージュなら、チュールやオーガンジーなどの軽やかな素材にパールやラメがあしらわれていると明るく華やかに見えます。
ただ、「暗くならないように」と意識しすぎるあまり、原色など派手なカラーを選んでも悪目立ちしてしまいますから、服との調和を意識してみてください。
結婚式、入学式、卒業式のコサージュの選び方
結婚式、入学式、卒業式のようなシーンでは、衣装も最適なものを選ぶ必要がありますよね。
コサージュもぜひ、シーンに合ったアイテムを選びましょう。
コサージュにはどんな種類がある?
コサージュと一言で言っても、生花が使われていたり、プリザーブドフラワーやドライフラワーが使われていたりと種類があります。
生花のコサージュは存在感があり目立つアイテムをお探しの方にぴったりですが、管理が難しい傾向にあります。
とくにプリザーブドフラワーのコサージュは、状態によっては一部がぽろぽろと崩れたり欠けてしまったりすることもあるため、状態に気をつけましょう。
「管理に自信がない……」という方には、造花のコサージュがおすすめです。
造花の素材によって印象は大きく変わり、サテンなどが使われているコサージュなら高級感を演出したり、オーガンジーなど透け感のあるコサージュなら軽やかで上品な印象を演出したりできますよ。
結婚式や入学式などお祝いの場に合うコサージュ
結婚式や入学式といったおめでたいシーンでは、明るいカラーのコサージュがぴったりです。
ベージュ、ピンク、イエローなどの温かみのあるカラーのコサージュは特に、おめでたいシーンに花を添えてくれます。
ブルー系などの涼しげで落ち着いた印象のカラーを選ぶときには、ネイビーなどのダークカラーよりも淡いパステルカラーなど、明るい色を選びましょう。
スーツやドレスのカラーが明るいカラーならそれに合わせて、同系色のコサージュを選ぶのもおすすめです。
卒業式のお祝いの場に合うコサージュ
卒業式や卒園式といったイベントは入学式などと同じくフォーマルな場であり、時期も近いため「同じ服装で参加しよう」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、卒業式はこれまでお世話になった先生方やお友達との別れとなる場なので、明るいカラーやおめでたい雰囲気のアイテムはあまり合いません。
卒業式では、ブラックやネイビー、グレーといった落ち着きのあるカラーのコサージュを選びましょう。
もちろん、明るいカラーのコサージュがNGというわけではありません。
スーツやワンピースが暗い印象のため明るいカラーを使いたいときは、高級感のある素材のコサージュを選びましょう。
やわらかさや華やかさよりも、品や格式を感じさせるきちんと感のあるコサージュなら、さみしい気持ちの場にもマッチします。
結婚式・入学式・卒業式におすすめの服装
コサージュを選ぶ上では、服装とのバランスも大切です。
結婚式・入学式や卒業式ではコサージュと同様、服装もマナーを意識しながら選ぶことで、コーデに合うコサージュも見つけやすくなりますよ。
結婚式や入学式におすすめの服装
結婚式や入学式のようなおめでたいシーンでは、華やかなスーツやドレスを着用しましょう。
華やかといっても派手すぎるデザインはマナー違反となりますので、上品さを意識することが大切です。
特に露出は下品な印象になってしまうため胸元や肩、背中のあいたデザインは避け、スカート丈は膝が隠れる長さのものを選びましょう。
保護者や親族の立場で結婚式、入学式に出席するときには、主役を引き立てる意味も込めてシックなデザインを選ぶのも良いでしょう。
ただし、地味なイメージになりすぎると弔事を連想させてしまいますので、ブラックでもシルエットや素材に遊び心を感じさせる華やかなデザインを選びましょう。
もちろん、コサージュで華やかさを演出するのもおすすめです。
卒業式におすすめの服装
卒業式では、服装についても結婚式や入学式とは違いおごそかな雰囲気を演出するデザインを選びましょう。
ブラックやグレー、ネイビーなどのダークカラーで、上品なスーツやドレスを用意するのがおすすめです。
ベージュなどの明るいカラーがお好みの方も、彩度の低いカラーや落ち着いたニュアンスを意識することで卒業式らしい雰囲気になります。
結婚式や入学式と同様、露出はマナー違反となりますので、デザインやスカート丈にも注意しながらアイテムを選びましょう。
結婚式・入学式・卒業式の衣装やコサージュはどこで購入する?
結婚式・入学式・卒業式とそれぞれのシーンに合った衣装やコサージュを用意するにあたって「どこで購入すればいいの?」と悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
フォーマルな衣装やコサージュは、百貨店や量販店、ショッピングモール、ネット通販などで取り扱いがあります。
しかし「衣装やコサージュを購入しても、なかなか使うタイミングがない」という人もいるのではないでしょうか。
フォーマルなシーンは日常の中で限られてしまい、その間引き出しに入れっぱなしにするなど、管理を怠っていると衣装やコサージュの状態が悪くなることもあります。
結婚式や入学式、卒業式のタイミングにだけ安く、季節や体型に合うトレンドアイテムを用意したいならレンタルサービスを活用しましょう。
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是非一度、レンタルドレスを検討してみてくださいね!
【まとめ】結婚式・入学式・卒業式はコサージュを取り入れたコーデで華やかにまとめよう
つけるだけで華やかになるコサージュは、結婚式・入学式・卒業式といったシーンで幅広く活躍します。
- 結婚式・入学式・卒業式では、コーデがさみしい雰囲気になってしまうなら取り入れると◎
- コサージュをつける位置は鎖骨の少し下、コサージュが前を向く位置につける。
- コサージュはフォーマルなシーンではカジュアルな素材は避ける。
- 結婚式や入学式なら明るいカラーや華やかさを、卒業式ではやや落ち着いたカラーを意識する
フォーマルな場にぴったりなアイテムを数多く展開しているリリアージュで、印象的なトータルコーデを叶えてくださいね。