「結婚式にお呼ばれしたけど、どんな服装を着ていけばいいんだろう」と悩んでいませんか?
60代になると娘や孫の結婚式に招待されることもあり、親族として恥ずかしくないような服装をしたいですよね。
今回は、60代女性におすすめな結婚式の服装や選び方について詳しく解説します。
用意するべき小物についてもお話するので、参考にしてみてください!
<この記事でわかること>
- 「60代女性」結婚式にぴったりな基本の服装
- 「60代女性」結婚式シーン別おすすめ服装&髪型
- 「60代女性」のNGな服装
【60代女性】結婚式にぴったりな服装の選び方
60代女性が結婚式にお呼ばれしたときは、以下4つの選び方を意識してみましょう。
- 式の雰囲気を考慮する
- 上品な色や素材を選ぶ
- ロングやひざ丈を選ぶ
- 快適に着こなせるものを選ぶ
では、それぞれの選び方についてお話します。
式の雰囲気を考慮する
まずは、式の雰囲気を考慮しながらどんな服装にするのか考えてみましょう。
高級ホテルなど格式の高い式の場合は、ロングドレスなどで肌の露出を抑え、上品さを意識した服装がおすすめです。
一方、レストランを貸し切って行われる物など、アットホームな式の場合は、ミディアム丈といったカジュアル寄りの服装でも問題ありません。
上品な色や素材を選ぶ
一押しなドレスの色や素材は、上品なものです。
ネイビーや黒、深いグリーンやベージュなど、洗練された雰囲気のある色合いなら、大人の魅力をさりげなく演出できます。
素材は、つやつやの光沢感があるサテンやエレガントな刺繍入りなどを選ぶと、落ち着いた色のドレスでも重くなりませんよ。
ロングやひざ丈を選ぶ
60代女性における結婚式の服装は、ロングやひざ丈を選ぶのがベスト。
ひざ上の丈はカジュアルなイメージを与えてしまうので、フォーマルな場所である結婚式には避けるのが良いでしょう。
忘れずに座ったときの丈感もチェックすることで、上品にドレスを着こなせますよ。
快適に着こなせるものを選ぶ
数時間着用する服装だからこそ、できるだけ快適に着こなせるものを選びましょう。
柔らかな生地やゆったりとしたシルエットのドレスなら、おしゃれに装いつつストレスフリーで着られそうですね。
もしかすると、和装での参加を考えている方もいるかもしれませんが、歩きづらかったりドレスより締め付けられる感覚を感じやすいため、慣れていない方はドレスの方がおすすめです。
【全て揃えるのが面倒なら】レンタルするのもあり!
「何を選べばいいのか悩む」「ドレス以外にも小物や靴を用意するのは面倒くさい」と悩んでいる方は、服装をレンタルするのがおすすめ。
レンタルショップなら、60代女性にぴったりな結婚式の服装として、ドレスから小物や靴まで全て用意してくれます。
購入するよりもリーズナブルに質の良い服装を着用できるので、「お金をかけずに洗練された服装をしたい!」という方は検討してみてください。
60代女性におすすめ!結婚式の服装【親族編】
こちらからは、以下3パターンに応じて、60代女性におすすめな結婚式の服装をご紹介します。
- 母親として出席する場合
- 叔母として出席する場合
- 祖母として出席する場合
親族として結婚式に参列することが増えるからこそ、どんな服装がベストなのかをチェックしてみてください。
母親として出席する場合
60代の母親が結婚式に出席する場合、和装なら裾部分に柄が描かれた「黒留袖」、洋装なら肌の露出が抑えられた「アフタヌーンドレス」が一般的です。
ドレスはシフォン素材や光沢のある素材を選ぶと、ハレの日にふさわしい華やかさを出すことができます。
デコルテや背中の大きく開いたデザインなどは避け、よりフォーマルな式の場合はショールやジャケットを羽織ると素敵に着こなせますよ。
叔母として出席する場合
60代女性が叔母として結婚式に出席する場合、新郎新婦の両親より格上の服装にならないように注意しましょう。
ドレスのデザインは派手さよりも上品さを意識し、肌の露出は控えるのがおすすめ。
ただ、お祝いの席なので、地味にならないようにパールのネックレスなど小物を上手に使うのも良いですね。
落ち着いたドレスでも小物を身につけることでぱっと華やかになるので、ぜひ試してみてください。
祖母として出席する場合
祖母として60代の女性が結婚式に出席する際は、新郎新婦の両親より格下のセミフォーマルな服装を選ぶのが通常です。
新郎新婦と共にゲストをもてなす側なので、きちんとした装いが求められますが、着ていて疲れずリラックスできるかも意識したいところ。
ゆったりとしたフォーマルなワンピースなど、落ち着いていながら品の良さを感じさせるドレスがおすすめです。
60代女性におすすめ!結婚式の服装【シーン別】
60代女性の方は、親族以外にも様々な結婚式にお呼ばれしますよね。
こちらでは、中でも代表的な以下3つのシーンにおけるおすすめの服装をご紹介します。
- 友人・会社関係者の式にお呼ばれした場合
- 平服の式にお呼ばれした場合
- 海外挙式にお呼ばれした場合
シーンによって最適な服装が異なるので、結婚式へ出席する前にじっくりチェックしておきましょう。
友人・会社関係者の式にお呼ばれした場合
友人・会社関係者の結婚式は、親族の立場で出席しないため、過度にフォーマルなドレスを意識する必要はありません。
気をつかいすぎず、大人の女性にふさわしい質の高いドレスを選べば、「やっぱり〇〇さんって素敵だな」と友人や部下から高評価されるはず。
選べるドレスの幅が広がる分、スタイルアップが叶うものをセレクトしてみるのも1つの手です。
洗練された雰囲気でありながら、さりげなく二の腕やウエストなどの体型カバーをできるものなら、気兼ねなくハレの日を楽しめますね。
平服の式にお呼ばれした場合
結婚式のドレスコードとしてよく耳にする「平服(へいふく)」とは、正礼装や準礼装のような礼装ではない服装のこと。
ただ、「礼装ではない=Tシャツなどのカジュアルな服」というわけではなく、ワンピースやセットアップなど自由度の高いフォーマルな服装がベストです。
平服の場合は柄物を選んでも良いとされており、ストールなどの羽織りものがなくても問題ありません。
とはいっても、昼間の結婚式は袖付きのドレスを選ぶなど、一般的な結婚式のマナーにのっとった服装をしておくと安心です。
海外挙式にお呼ばれした場合
海外の結婚式にお呼ばれした場合、現地の文化に基づいた服装を選んでみましょう。
日本の結婚式で、60代女性のゲストはフォーマルワンピースを着用するのが一般的ですが、挙式をする国によっては「かしこまりすぎている」と不評なことも。
例えば、ハワイやグアムでの結婚式は、ムームーと呼ばれる花柄がプリントされているドレスが正装とされています。
国によって最適な服装は異なるので、事前に新郎新婦に聞いておくと安心です。
60代女性が用意するべき結婚式の小物とは?
60代女性が結婚式に出席するときは、以下4つの小物を揃えておきましょう。
- ストッキング
- パンプス
- バッグ
- アクセサリー
では、具体的にどんな小物を用意するべきかお話します。
ストッキング
フォーマルシーンの代表格である結婚式では、ストッキングの着用が必須です。
夏でも冬でも肌色か肌色に近いベージュのストッキングを身につけるのがマナーであり、黒のストッキングやタイツは厳禁。
ストッキングは穴が開きやすいので、もしものことがあった場合に備えて、当日は予備のストッキングを持っていくのがおすすめです。
パンプス
結婚式に参加するときは、つま先が隠れるタイプのパンプスを選びましょう。
ヒールの高さや太さには制限がないので、美脚効果を狙いたいなら5cm以上、普段パンプスを履きなれていないならローヒールなど、状況に応じて自由にセレクトしてみてください。
素材は、光沢のある布製のものやエナメルが一般的であり、革製品は殺生をイメージさせるのでNGです。
バッグ
通常、結婚式では、パーティーバッグと呼ばれる小ぶりなサイズのものを持っていきます。
60代女性が持つ大人の魅力とマッチするように、サテンやレースの素材だったり、パールやビジューなどの装飾が施されていたりする適度な華やかさのバッグがおすすめです。
ドレスやアクセサリーは新婦と被る白がNGとされていますが、バッグはこの限りではないので、シルバーやゴールド系を選ぶと服装にアクセントをプラスできますよ。
アクセサリー
結婚式でのアクセサリーは、品のある洗練されたものがGood。
派手過ぎる柄のものやカジュアルな印象を与えるものは、華やかでもフォーマルな場にマッチしないのでNGです。
60代女性にぴったりなのは、パールやシルバーなど素材にこだわったアクセサリー。
落ち着いた雰囲気のドレスには大ぶりのアクセサリーなど、全体のバランスを見ながらどんなものを身につけるか考えてみましょう。
60代女性に一押しな結婚式の髪型って何?
結婚式にお呼ばれしたら、服装だけではなく髪型にもこだわりたいところ。
こちらでは、60代女性に一押しな結婚式の髪型について解説します。
「トップにボリュームを出した髪型」がGood
60代女性なら、トップにボリュームを出した髪型が一押し。
ロングの方はシンプルにアップスタイルで品を出し、ショートの方もトップに膨らみを持たせることでドレッシーに仕上がります。
他にも、編み込みを使ってヘアスタイルを仕上げることで、ぐっと華やかになりますよ。
ウィッグを使っても素敵に仕上がる
髪の毛のボリュームに自信がない方は、ウィッグを使うのもあり。
ウィッグを利用すれば、地毛の長さや量を気にせず好きな髪型にできるうえ、短時間でヘアメイクもできちゃいます。
ヘアアレンジも崩れにくいので、特別な日の髪型に使ってみるのも良いでしょう。
60代女性が知っておきたい!NGな結婚式の服装
60代女性が知っておきたいNGな結婚式の服装は、以下の6つです。
- オールホワイト・オールブラックコーデ
- 肌が露出しすぎる服装
- 仕事で着用しているスーツ
- 民族衣装
- 時間帯にマッチしていない服装
- ファー素材や革素材の服装
では、それぞれについてお話していきます。
オールホワイト・オールブラックコーデ
結婚式に、オールホワイトやオールブラックの服装は厳禁です。
白は花嫁だけが着られる色であり、全身が黒づくめではハレの日にふさわしくないので注意しましょう。
ただ、黒の場合は全身を覆わなければ問題ないので、黒のドレス×パールネックレスなどなら上品に着こなせますよ。
肌が露出しすぎる服装
大きく肌が露出する服装は、結婚式のお呼ばれに不向きです。
ひざ上10㎝以上のミニ丈や胸の谷間、背中を見せるドレスなどは、避けるのがベスト。
ノースリーブのドレスは、寒さ対策も考慮してボレロなどの羽織りものを合わせるのが安心ですよ。
仕事で着用しているスーツ
普段、仕事で着用しているスーツを結婚式に着ていくのもNGです。
近年では、結婚式のお呼ばれにパンツスタイルで参加する女性も増えてきましたが、仕事用のものは特別な日である結婚式に向いていません。
また、パンツスタイルはカジュアルな部類に入るので、高級ホテルなど格式ある結婚式ではドレスを選ぶ方が良いですよ。
民族衣装
海外での結婚式や、新郎新婦から連絡がない限り、民族衣装を選ぶべきではないでしょう。
「新郎新婦は韓国が好きだから、チマチョゴリで!」という特別な気持ちを持っている方もいるかもしれませんが、仮装とみなされてしまうので避けるのがベストです。
時間帯にマッチしていない服装
結婚式を行う時間帯に適していない服装は、浮いてしまうため注意するべき。
昼間の挙式では、できるだけ露出を避けたドレスが一般的ですが、夜は肩やデコルテが見えているものはOKなど、きらびやかなドレスが推奨されています。
お呼ばれした結婚式の時間帯を考えて服装を選べば、より会場にマッチしたコーデを着こなせるでしょう。
ファー素材や革素材の服装
ファー素材や革素材は、殺生をイメージされることからお祝いの日である結婚式にはNG。
ボレロなどの羽織りものはもちろん、バッグや靴などの小物でも、使用を控えるのがマナーです。
60代女性が押さえるべき結婚式持ち物リスト
最後に、60代女性が押さえるべき結婚式持ち物リストをご紹介します。
- ご祝儀・ご祝儀袋
- 袱紗(ふくさ)
- 招待状
- 財布
- 携帯電話・スマートフォン
- カメラ
- ハンカチ・ティッシュ
- メイク用品・手鏡
- 絆創膏
リスト2番目の「袱紗(ふくさ)」とは、贈り物を包むときに使う四角い布のこと。
結婚式では、ご祝儀を袱紗に包んで持っていくのが一般的ですが、手元にない場合はハンカチで代用してくださいね。
まとめ
今回は、60代女性におすすめな結婚式の服装や選び方について詳しく解説しました。
60代女性の大人な魅力を演出できる上品な服装をセレクトして、ハレの日を思う存分楽しみましょう。