結婚式のお呼ばれにふさわしいイヤリングとは?アクセサリーのマナーや選び方を解説!

結婚式に招待された時に、ドレスや小物をどう選べばいいか迷った経験はありませんか?
マナーを踏まえつつ、お祝いの場になじむ装いにしたいですよね。
あなたはこんな疑問をお持ちではないでしょうか。

  • イヤリングのマナーをくわしく知りたい
  • どんなデザインを選べばいいか教えて欲しい
  • 和装で参列する場合はどうするのか知りたい

今回は小物の中でもイヤリングに注目して解説します。
この記事を読めば、お悩みを解決できますよ。
直近で結婚式に参列する予定がある人は、ぜひ参考にしてください。

イヤリング選びのマナー4選

結婚式のイヤリング

まずは、イヤリングを選ぶさいに知っておくべき4つのマナーを説明します。
しっかり目を通しておきましょう。

花嫁より目立つ派手なデザインはNG

結婚式の主役である花嫁以上に目を引くイヤリングを選ぶのはご法度。
あくまでも参列者の1人として、式にふさわしいデザインにしましょう。
立場をわきまえることが重要です。自己満足のおしゃれに走ってはいけません。

イヤリングの素材に注意する

結婚式で着用するイヤリングにおいて、避けるべき素材は3つ。

  • ファー
  • プラスチック
  • 生花

イヤリングに限らず、ファーはお祝いの席では好ましくないとされています。
たとえフェイクであっても殺生を連想させてしまうからです。
また素材の特性上、毛が抜けて料理に落ちる可能性あり。

プラスチックは安っぽく見えるため、カジュアルな印象に傾きます。
普段使いならいいのですが、結婚式では控えましょう。
生花は花嫁の特権ゆえ、やはり着けるべきではないアクセサリーですね。

大きく揺れるイヤリングは避ける

揺れるデザインが全てダメというわけではありません。
控えめな揺れ具合であれば問題なし。
ただし、大きなフープイヤリングといったものはやめましょう。

白いイヤリングを選ぶなら真珠のみ

言うまでもなく、白は花嫁が身に着ける色。
ドレスであれ小物であれ、参列者が身に着けると悪目立ちしてしまうのです。
例外として、白い真珠は問題ありません。
いつでも使える万能なアイテムですね。

ちなみに白以外にもカラーバリエーションがあるのをご存知ですか?
ピンクホワイト、イエロー、ゴールド、ブルーなどは結婚式で用いても大丈夫です。

イヤリングの選び方6選

時間帯や服装などにより、適切なイヤリングは変わります。
ここでは6つの選び方を紹介しましょう。

時間帯に合わせる

迷ってしまうなら真珠を選んでおけば間違いなし。

結婚式が開催される時間を基準にしてイヤリングを選ぶとわかりやすいです。
迷ってしまうなら真珠を選んでおけば間違いなし。
いつでも使えるうえに、コーディネートが締まります。

① 昼間の結婚式
明るい時間帯の式に参列する時は、控えめでありつつも華やかなイヤリングがおすすめ。
結婚式は写真撮影の機会が多いので、日光や照明に反射するものは避けて。
普段はあまり意識しないかもしれませんが、ストロボや太陽光が写真映りに及ぼす影響は想像以上に大きいのです。
王道のパールや淡い色の天然石をあしらったイヤリングがベストですね。

② 夕方~夜の結婚式
少し遅めの時間帯の式なら、昼間よりも華やかなデザインでOK。
照明の下でキラキラと輝きを放つジュエリーがいいでしょう。
きらびやかなイヤリングが最も映えるシチュエーションです。
むしろ適度に着飾った方が場の空気を盛り上げるのでよしとされますよ。

服装に合わせる

ドレスの場合と着物の場合に分けて説明します。
大多数の人がドレスを選ぶかと思いますが、着慣れているなら和装で参列するのも素敵ですね。
親族であれば着物を着用する機会があるかもしれません。

①ドレスで参列する場合
ドレスを決めた後でイヤリングをコーディネートする方法もあります。
むしろその方がピッタリなものを見つけやすいかもしれません。
衣装全体の雰囲気と合わせると、よりおしゃれになります。

② 和装で参列する場合
基本的にはアクセサリーなしが望ましいです。
とはいえ、最近はそこまで厳しくマナー違反とみなされなくなってきました。
着物に似合う小ぶりでシンプルなイヤリングなら問題ありません。
かんざしを工夫して艶やかにしてもいいですね。

ネックレスに合わせる

ネックレスが先に決まっているなら、色やデザインをよせてみてはいかがでしょうか。
首と耳は位置が近いので、どうしても視線が集中する部分。
ちぐはぐな取り合わせだと違和感が漂います。
最初から両方がセットになっているものを選ぶと効率がいいですね。

髪型や顔の形に合わせる

顔の形は人それぞれ。似合うイヤリングも違います。
髪型が事前に決まっているなら、それも合わせて考慮するとベター。

① 髪型に合わせる
アップにするなら揺れ感のあるデザインが映えます。
髪型がシンプルなら、目立ちすぎないイヤリングで華やかにしてもいいですね。

② 顔の形に合わせる
丸顔なら、小粒で華奢なイヤリングがおすすめ。
面長であれば、シンプルな一粒タイプがよし。
ベース型は丸みのあるデザインが映えます。
卵型の顔は、デザインを問いません。服装に合わせてお好きなものを。

会場に合わせる

たとえば格式の高いホテルの場合、服装やアクセサリーも高級感を持たせるといいですね。
カジュアルな場所であれば、インフォーマルな装いがなじみます。
要するにTPOを意識した身なりで参列しましょう、ということ。
事前に会場の雰囲気を聞いておくと選びやすいですよ。

参列者の年齢層に合わせる
参列者の年代を意識するのも大事です。
全体的に年配者が多いならフォーマルに、若者がメインならもっとラフな雰囲気に。
前もって新郎新婦に確認しておくと役に立ちますよ。

人気のあるデザイン3選

真珠のイヤリング

ここでは、実際に結婚式で人気のある3つのデザインを紹介します。

真珠を用いたデザイン

先ほどから繰り返し登場しているパールは、もっとも使いやすい宝石。
フォーマルでもカジュアルでも映えます。
1つ持っていると使い回しが効くアイテムですね。
本真珠だと、アコヤ真珠や花珠真珠、淡水真珠などの種類があります。
フェイクを選ぶなら、ガラスパールや貝パールがおすすめ。
高級感があって結婚式にぴったりですよ。

ジルコニアをあしらったデザイン

ジルコニアとは、本物のダイヤモンドによく似た人工の石。
実物のダイヤは値が張りますが、ジルコニアならお手頃に入手できますよ。
余談ですが、歯科医院でセラミック治療やインプラント治療に使われます。

透明なものは本物と見分けがつきません。
小粒なデザインは、昼間の結婚式にうってつけ。
色付きだと鮮やかなビジューのように見えます。
こちらは夕方から夜にかけて使いやすいでしょう。

華やかなロングイヤリング

夜の結婚式なら、きらびやかなアクセサリーを身に着けてもOK。
耳元がおしゃれだと、印象が明るくなります。
照明の下できらきらと輝くラグジュアリーなデザインにしてみては?
ラインストーンを用いたものやゴールドカラーのものなどがぴったり。
見た目だけでなく気分も華やかになり、特別感を味わえますよ。

真珠のイヤリングの5つの注意点

パールと一口にいっても、何でもいいわけではありません。
なかには避けるべきデザインや服装が存在します。

真円のパールを選ぶ

意外かもしれませんが、真珠の形にも種類があります。
結婚式なら真円を選ぶのがベスト。

形がいびつなバロックパールはおしゃれですが、おめでたい席では着けないのが無難。
カジュアルなアクセサリーの部類に入ります。
マナー違反ではないですが、微妙なラインですね。
会場に合わせて判断しましょう。

フェイクパールはOK?

最近は花嫁自身がフェイクの真珠を使う場合があります。
参列者が着用しても特に問題ないと考えるのが一般的ですね。

もし年配の参列者が多ければ本真珠を用意しておくといいでしょう。
あるいは明らかにフェイクとわかるパールは使わないようにすべき。
注意点として、コットンパールはカジュアルな印象になります。
マナー違反ではないのですが、状況に合わせて着けるかどうか判断してください。

黒真珠はOK?

上品な輝きを放つ黒真珠は、マナー上では問題ないとされています。
しかしどうしても「黒=お葬式」のイメージが定着しており、おすすめしません。
白、もしくは白に近いカラーがおすすめですね。

二連や三連のデザインは着けてもいい?

お葬式では「不幸が重なる」という理由でNGですが、結婚式なら大丈夫。
むしろおめでたいイベントが続くのはうれしいですよね。
ジャラジャラと揺れるデザインはさすがに派手なので、常識の範囲内に収めましょう。

ドレスのデザインに要注意

親族として参列する場合、フォーマルな黒のドレスを着用する機会があるかもしれません。
それ自体は何ら問題ないのですが、シンプルな黒いドレスに真珠のネックレスを合わせるのは避けてください。
なぜなら、喪服をほうふつとさせるからです。

ドレスが黒なら小物で華やかさを添えたり、真珠以外のアクセサリーを選んだりすればよし。
もしくはカラードレスを選択するといいですね。

おすすめのイヤリング

ここでは、リリアージュで取り扱っている商品の一部を紹介します。
全てのイヤリングを参照したい人は下記のURLからどうぞ。

https://liliarge.com/ic/earrings

揺れるタイプとそうでないタイプ、両方を織り交ぜてみました。
あなただけのお気に入りを見つけてください。

イヤリングは必ずしも必要ない

ここまでイヤリングに関する話題を解説してきました。
読者の中には、こんな人がいるのではないでしょうか?

  • 金属アレルギーでアクセサリーを着けられない
  • ドレスやイヤリング以外の小物が華やかなので、無理に着けたくない

そんなあなたに朗報です。
絶対にイヤリングを着用しなければならないというマナーは存在しません。
ネックレス・ブレスレット・ヘアアクセサリーなどがあれば、省いても問題なし。

とはいえ、さすがに装飾品なしで結婚式に参列するのはNGです。
“シンプル過ぎず、華美になりすぎず”を心がけましょう。

まとめ

今回は、結婚式のお呼ばれにふさわしいイヤリングについて解説しました。
最後に改めて記事のポイントをまとめておきましょう。

  • イヤリング選びのマナー4選
  • イヤリングの選び方6選
  • 人気のあるデザイン3選
  • 真珠のイヤリングの5つの注意点
  • おすすめのイヤリング
  • イヤリングは必ずしも必要ない

結婚式で着用するアクセサリーには普段使いのものと大きく異なるルールがあるということがおわかりいただけのではないでしょうか。
慣れていないと、どう選べばいいか悩んでしまうはず。
この記事を参考に、イヤリングを探してみてくださいね。